街のセンターで映画を観た。
「わたしの季節」小林茂監督作品である。
第二びわこ学園は、創立40年の節目に新築移転することになった。
その40年間を記録に残せないかという関係者の期待に答えて
作られた映画だ。
第二びわこ学園は重症心身障がい児療育施設である。
その施設で生活を続ける人々の日常を丁寧に追っている。
長い間入院を続け、この施設に移ってきた人も多い。
ここには病院では見ることができない自然の中だ。
青い空も山の緑も琵琶湖も人々もいる。
監督は自らカメラを回す。
近江の自然がとても美しく撮られている。
このことは予想外だ。
このことが、私たちにとって最も大切なことが何か理解させる。
みんな この美しい自然から生まれたのだ。
この大地から生まれたものに差異はない。
差異を作るのは人間のこころだ。
監督は 撮影の前に脳梗塞に倒れる。
搬送されるストレッチャーから眺めた風景が
新たな視点となって画面を構成する。
自身の体験なくして、この映画は出来なかったと言われる所以だ。
映画が始まる前に監督の講演があった。
まことに誠実な人柄に思えた。
その人柄と感性、そして映画力あっての作品だと思う。
機会があればぜひご覧あれ。
「わたしの季節」小林茂監督作品である。
第二びわこ学園は、創立40年の節目に新築移転することになった。
その40年間を記録に残せないかという関係者の期待に答えて
作られた映画だ。
第二びわこ学園は重症心身障がい児療育施設である。
その施設で生活を続ける人々の日常を丁寧に追っている。
長い間入院を続け、この施設に移ってきた人も多い。
ここには病院では見ることができない自然の中だ。
青い空も山の緑も琵琶湖も人々もいる。
監督は自らカメラを回す。
近江の自然がとても美しく撮られている。
このことは予想外だ。
このことが、私たちにとって最も大切なことが何か理解させる。
みんな この美しい自然から生まれたのだ。
この大地から生まれたものに差異はない。
差異を作るのは人間のこころだ。
監督は 撮影の前に脳梗塞に倒れる。
搬送されるストレッチャーから眺めた風景が
新たな視点となって画面を構成する。
自身の体験なくして、この映画は出来なかったと言われる所以だ。
映画が始まる前に監督の講演があった。
まことに誠実な人柄に思えた。
その人柄と感性、そして映画力あっての作品だと思う。
機会があればぜひご覧あれ。