岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

【目】注視するためにある。

2005-01-24 22:10:16 | 国民と国会と政治
非常に重要で本質的なことの
ひとつが「難民問題」がある。

何が本質的かといえば、そこに
国の人間に対する姿勢、考えが
あらわれるから。

本性みたり法務省、
それをバックアップする官邸。

今回の「クルド人の方の強制送還」をみれば、
何が起こっているかわかる。
中国が脱北者を北朝鮮に送り返すことと
同じである。

「法律に則って」といったのは、やっぱり
南野大臣。あなた、ナース出身じゃないの。
ナイチンゲール女史が泣くよ。

女史の「看護覚え書」の「鍵になる言葉」
最終章を思い出してみなさい。

「自らは感じたことのない他人の感情の中に
身を投じる能力が、これほどまでに要求される
仕事はなく、もし自分にその能力がないとしたら
ナースをやめなさい」

大臣、あなたは、日本国にいる全ての人を看護
(見守る)立場なのです。
大臣辞めてください。

難民となっている人を逃れた国に返したら、何が
起こるか。それは知ったことではないというのか。

国連難民高等弁務官事務所から、勧告という
外圧を受けたら、早速、小泉某は善処すると
いったそうな。
(今日の国会もなんだよ!)
同時に中国も勧告を受けている。
これで、よくよその国を「人権のない国」なんて
いえたもんだ。

人権は、国民の不断の努力で守られると
いったのは「おしきせの憲法」だが、
その最前線で人生をかけている人が、
愛媛の警察官であり、NHKの長井さんだ。
彼らが日本の人権を守っているのだ。

どこでだれが、人権を冒されているか。
【目】は注視するためにある。

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