岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

日本は型の国。そうか官僚は型の世界か。

2009-10-21 21:30:30 | 国民と国会と政治
20日、1階のテレビを観ていると、NHK爆笑学問が始まった。
歌舞伎についての話だった。

「型」についての突っ込んだ話をしていた。
型から入ることに大いに意味があるという。
日本の伝統は「型」ということになろうか。

この番組を観ていて、はたと思いついた。
それは、官僚機構というのは、「型」の世界なのだということを。

例えば、書類の型がある。いや型しかない。
一番驚いたのは、「伺い」とか「~してよろしいでしょうか」という文章。
最初、見たときはびっくりした。

今まで見たことがなかった表現である。
「伺い」というのは、上司に伺うということ。
すごい言葉だと思った。明治か大正かの雰囲気がする。
書類に判子を押してもらう場合には、この「伺い」と書いたファイルに挟んで提出する。

全国の役所で使っていると思う。
不思議な感覚だ。若い新人りにとっても共通の思いだろうが、慣れれば当たり前であり、
役所は外郭団体にもそのようの「型」を求める。

その「型」が今の日本では不思議なものになっているいうことも見えない。

確かに役所の「型」は相当強固なもので、変とは思いながらも続いてきたのだろう。

改めて、官僚改革の難しさを感じた、



※「おそっさま」という名の村の中心にあるお堂。
私の推測では、「御祖様」ではないかと思う。
親に聞いても知らない。
このお堂の二階にはだんじりが収められており、秋の数日間だけ外の世界に出る。
中央の碑には、南無妙法蓮華経と刻まれている。
この村は日蓮宗である。
日蓮宗には不受不施派があり、江戸時代には禁教であった。
しかしながら、岡山には隠れ信者が多く潜んでいた。

やっと明治になってからキリスト教同様に再興することができた。
市内には再興した寺院が多くある。

この村は日蓮宗不受不施派ではないけれど。

最新の画像もっと見る