北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

自動車のコマーシャル

2007-06-13 23:32:56 | Weblog
 水不足を嘆くニュースが流れるなか、九州と四国が梅雨入り。関東ももうすぐ梅雨の季節です。

 先日の夏富士会議での四方山話から。ある有名自動車会社の方とお話しをしていて、「最近自動車のコマーシャルが変わったと思いませんか?」と話しかけられました。

「うーん、なんでしょう…」
「コマーシャルに登場するのに女性が多くなったと思いませんか」

「なるほど、そういえばそんな気がしますね」
「当社は1000ccクラスで女性に大人気の車種があるので、そのCMに女性が登場するというのは当たり前としても、それ以外の他社の車種でも女性が登場するCMが多いんです」

「それはやはり理由があるんでしょうね」
「はい。家庭の中でどの車を買うかという判断を誰がしているか、という調査をしてみると、3割が男性で7割が女性、という結果が出たんですよ。つまり、女性の眼鏡にかなった車でなくては買ってはいただけない、ということなんです」

「なるほど、それでコマーシャルにも女性が登場することが多くなったわけですね」
「はい。それに、新車の最終デザインを決めるときは幾つかの最終デザイン案に絞り込んで、経営トップの判断を仰ぐのですが、そこにいたる前に必ず女性だけのチームの意見を聞いて、絞り込んでおくんですよ」

 なるほど。最近は若者の間で車が売れなくなっていると聞きます。消費に向ける対象として、車の優位性が下がってきているようなのです。

 かつては車のデザインといえば、男性ばかりが担当していたとのことですが、今ではすっかり様変わり。

 女性の意見が世の中を動かしつつあるのです。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする