北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

お話する機会が三つ

2008-01-15 23:26:17 | Weblog
 これから2月末にかけて、三回人前で話をする機会があります。

 一つ目は一月末に、仕事に関する説明で私が担当している防災公園事業の制度について1時間のお話をする場面。これは全体が二日間にわたって行われる、公園事業に関する研修会で、私はそのうちの一コマを担当するというわけ。

 1時間の枠で防災公園という制度や、防災に対する年の備えなどについてお話をすることになっています。

 職場には部下がいつも使っている制度説明のパワーポイントファイルがあります。しかしこれではどうも面白くはないので、もう少し話に興味がわくような話題も加えて一時間を楽しめるつくりにしました。

 歳が明ける前にファイルを送ってください、と言われていたのですが、いろいろと無理を言って伸ばしてきました。ファイルがやっと今日完成したので、明日にはおくろうと思います。よかった。

    ※    ※    ※    ※

 次が2月上旬に掛川でスローライフがらみでお話をする場面。これは2時間と言われたけれど、そんなにただただ聞いていても飽きるので、1時間半くらいにしてもらいました。

 スローライフに関係するまちづくりのお話にしようと思って、昨年ずっと自転車で巡って回った東京の面白ネタを中心にしようと思います。

  

 神社、仏閣、地名の由来、坂、庭園、建物、繁華街、因縁話、都市計画…などなど、江戸以来のおもしろさが現代に生きている「へぇ」話もたくさんあります。

 写真もたくさんあるので、スライドを中心にして小ネタ満載で行こうかな。やっぱり写真があると話を聞いていても面白いですしね。

 「なんで昔話の鬼は角が生えていて虎のパンツを履いているんでしょうね?」
 答えは東北の方角にあり。うふふ、おわかりですか?

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 三つ目は2月下旬に北海道の都市計画協会に招かれて、「スローライフのまちづくり」についてお話をしてください、というもの。最初は別なテーマでの依頼だったのですが、最終的にはこちらに落ち着きました。 

 スローライフなんて、一人一人の生き方なのでまちづくりとは関係がないようにも思いますが、それを行政としてやってしまったのが掛川だったわけ。

 しかし掛川の場合、それは突然思いついたわけではなくて、生涯学習まちづくりという25年にわたる積み上げの総決算としての市民一人一人の生き方論として花開いたものなのです。

 スローライフの流行部分だけを捕まえてイベントをすることは簡単ですが、それでは一時の趣味で終わってしまって、決して長続きしないことでしょう。 

 掛川では今でもスローライフをテーマにするまちづくりNPOが遊び半分、活動半分で楽しく人の輪を広げています。その真髄とは何なのでしょうか?

 これから自治体が本当に地方自治を行おうとするときには当然住民側からの協力も求めなくてはなりません。厳しいテーマも良いけれど、物議を醸しながらもなんだかほわっとするスローライフというテーマを、実は戦略的に使おうと思うとどうなるのか。そういったお話に結びつけていきたいと思います。

    ※    ※    ※    ※

 そう言えば昔使ったプレゼンテーションファイルは、壊れかけたパソコンのハードディスクの中でした。パソコンを押入から取り出さなくてはなりませんし、お話をすることも心の引き出しの中から取りだしておかなくては。

 なかなか昔のことが思い出せないのはスローライフなのか…、うーむ。 
コメント
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