北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

自転車を川崎へ送る

2008-01-04 17:50:49 | Weblog
 今日は官庁御用始めですが、今日はお休みをもらって明日の帰京です。最後の札幌の一日です。やることをやってしまわなくては。

 さて、昨年は東京を自転車で巡りましたが、貸し自転車によるツアーにはもはや限界を感じています。それはスタートとゴールが決められてしまうからで、どうしても一日のうちに行って帰ってくる限界線ができてしまうのです。

 その限界を解消するにはもう自転車を持って移動するしかありません。そう、いわゆる「輪行(りんこう)」というやつです。

 最近は自転車も少しずつ市民権を得てきて、JRでは1999年1月1日から無料手回り品の規格が拡大されて、自転車の持ち込みは無料になりました。それまでは手回り品切符(260円)が必要でしたが改善されたのです。東京あたりの私鉄も大手は無料のところが多いようで、これはしっかりと各社の対応を調べなくてはなりません。

 それにしても、最低お金を払えば自転車を電車に持ち込めると言うことになれば行動半径が大幅に拡大することは疑いがありません。一番遠いところまで電車で行ってそこからは戻りの行程にすればよいのですし、極端なところでは途中で一泊したって良いのですから、どこまでだって行けそうです。

 そんなわけで、新年に当たって札幌での最後のやるべきことは、札幌の我が家に眠っていた愛車「エディ・メルクス」モデルの自転車を川崎まで送ることでした。このエディ・メルクスモデルは掛川を離れる際に、多くの友人から送られたプレゼントなのです。

 自転車を運ぶには、本当は輪行のための専用の袋が売っているのですが、これは東京で入手することにしました。札幌の年末では自転車屋さんがほとんど閉まっていて買い物が出来ないからです。このあたりは冬の北海道のつらさと言えます。

 仕方がないので、ホームセンターへ行ってフレコンパックという、水なら1トンを運べるという大きな万能袋を買いました。お値段は約600円。

 自転車の前輪と後輪をはずしてコンパクトにした上で、突起の部分を段ボールでカバーして紐で縛り、フレコンパックに詰め込みます。ついでに高圧用の空気入れも詰め込みました。高圧タイヤはすぐにエアが抜けてしまい、しかも市販の安い空気入れでは圧力が足りずに空気を入れられないのです。

 包んだフレコンパックをさらに紐でぐるぐる巻きに縛って荷物の完成。これを宅急便の配送センターに持ち込んで川崎まで送りました。お値段は約5千円。貸し自転車なら十回は乗れる金額ですが、価値が違いますからね。

 東京へは来週の半ばに到着の予定です。来週末からはひと味違った東京巡りが始まることでしょう。乞うご期待です。

 東京ではサイクルコンピューターも導入しようと思っています。一日の行程を記録する上でもおもしろさが倍増するでしょう。

 メルクスよ、再び川崎で会おう!

 東京巡りもいよいよ第2ステージです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする