北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

北斗七星の神話

2011-12-01 23:45:15 | Weblog
 今日から12月定例議会の始まり。

 今日から一般質問が始まりました。議会での内容は別な機会に書くとして、既に明日の答弁調整に時間がかかります。

 明日の準備が終わって、自転車で家に帰ったのは25時。この時間になると南に高く冬のオリオンが輝いていますが、東の方角からは春の星座が上っています。

 いよいよ冬を前にしているというのに、見え始めるのが春の星座とは季節感がおかしな感じ。


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 目の前にはおおぐま座の北斗七星が縦に長く登っています。

 おおぐま座はギリシャ神話では天に放り投げられたのでしっぽが長いんだ、と説明されていますが、北アメリカのインディアンにはまた別な神話が伝わっています。

 三人のインディアンが狩りに出かけたところ、熊を見つけたのだそう。熊は点を逃げ回り、三人の狩人は天空で熊を追いかけます。

 北斗七星の四角い部分が熊で、ひしゃくの柄が三人の狩人。ひしゃくの柄の真ん中にあるミザールという二等星はアルコルという小さな星と二重性になっているのですが、これがインディアンの神話では真ん中の狩人は鍋を持って熊を追いかけていると言います。

 春が過ぎ、夏が過ぎ、秋になると北斗七星は夜見るときに地平線に近くなります。そのときが熊が狩人につかまるとき。

 やがて熊が捕まって殺されるとその血が地上に降りて木の葉が赤く変わるんだとか。良くできたお話ですね。

 釧路の冬は晴れるので星がきれいです。

 よし、明日もがんばりましょう。



【Vectorソフトより】 http://bit.ly/sGLGHR 


コメント
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