北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

学力向上に向けた熱意

2011-12-18 23:45:16 | Weblog
 釧路の教育を考える会の忘年会に招かれて、関係者の皆さんと楽しいひとときを過ごすことができました。

 ごく少数の有志の危機感が人を呼び、市役所に対して提言を行うほどのムーブメントが起きました。

 今日の忘年会に参加していた塾の講師をされている方は、「クラスの5人くらいは授業をあきらめてしまっている子がいる印象です」とのこと。

 授業をあきらめるとは、積み上げた基礎がないためについて行けない状態を言うようです。

 ではこれを限られた人的資源と時間的・空間的資源とお金資源でどのように改善して行けるのか。

 犯人を捜してさらし者にすれば解決するということでもありますまい。

 私としては、こうした学力改善の運動を声を出すだけのムーブメントに留めずに、子供達を具体的に支えるような活動に繋げていただきたいと思います。

 子供達に勉強が楽しいと思うようなモチベーションをもってもらうにはどうしたらよいのか。そのうえで失われた時間をどう取り戻せるのか。

 課題ばかりが浮かび上がりますが、解決に向けたなお一層の全市的な取り組みが必要です。

 一人ひとりが解説者ではなく、プレイヤーになるということではないでしょうか。

 来年の飛躍を期待します。

 
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 最終の飛行機で東京へ。明日から三日間は東京都内で挨拶回りや各種の要望活動です。

 年末の様子も様変わりしました。 
コメント
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