北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

オホーツク海でのサケ釣り挑戦

2016-10-09 23:46:46 | Weblog

 昨夜から枝幸の道の駅で車中泊をして、朝からのサケ釣りの準備です。

 夜半から雨や風が強くなってきて時化が心配なまま車中泊。朝4時に起きて待ち合わせの場所へと向かいました。

 朝一番は東側に晴れ間も見えていますが、連日の時化で海は濁りが入っています。
「これじゃあ釣りになりませんね」とは現地で案内をしてくれるTさん。「まずは釣れそうなポイントを探しましょう」ということで、彼の釣りの引き出しから望みのありそうな場所を探していくつも場所をめぐります。

 行く先々で彼の知り合いがいて、「どう?」「ここは今日は無理だべ」といった会話が繰り返されます。

 風も強かったのですが、風向きがほぼ山から海の方角だったので、海の波はそれほどでもありません。見て回っているうちに、どうやらボートを出せそうだ、という話になり、あきらめかけていたボードフィッシングができました。

 ひとたび海へ出ると、サケが跳ねるところを探してそこへ仕掛けを投げ込むのが釣りの常道ですが、肝心の跳ねがありません。

 他に二隻のボートが海に出ていましたが、どのボートも連れていない感じ。やっとのことで一匹釣り上げたボートがあって、その近傍を狙いますが、やはり反応がありません。
 やがて、波が大きくなってきて約一時間で撤収することにしました。

 最近このあたりでもボートの転覆事故が多いとのことで、「無理をして事故になると周りに迷惑をかけますからね。今日は残念ですがボートは降りましょう」。
 残念ですが勇気ある撤退を選択です。結局本日はサケは釣れず仕舞い。次回に捲土重来を果たすことにいたしましょう。


          ◆ 


 陸に上がって、道具を仕舞い始める中でTさんは私の仕掛けを見て、「それ、面白い形ですね。それだと釣れるんですか?」と訊いてきました。

「うーん、よく分からないけれど、ショップでは『このピンクとキラキラでサケの興味を強烈に誘う』、と宣伝していたので良いかな、と思ったんですよ」

「うまい言いまわしで売るもんですね。サケは釣れませんでしたが、小松さんが釣られたわけですね(笑)」

 釣られたのは私でしたか、残念!しかし今回は先日かったサケ釣り用のタックルの試運転も兼ねていたので、所期の目標は達成しました。竿の感じがわかったので次からはまた工夫してみます。

 さて、ネットを見ていたら、猿払方面では当たりの日で爆釣だったという人もいて、今日のあたりはもっと北だったよう。これもまた釣りの運不運という醍醐味です。

 今年は全体に漁も不漁のようで、なんとなく冴えない年だったようです。来年は捲土重来を果たしたいなあ。

 

コメント
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