北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

遠軽町も懐が深い~エンガルにエンガアル

2016-10-07 23:49:50 | Weblog

 

 遠軽町役場のまちづくり自主研究グループ「まちKEN」さんから招かれて、まちづくりの講演をしてきました。

 頼んできたのは遠軽町役場に勤めるK君で、彼とは中学時代に同じバレー部に所属していたのです。しかも同じ日に二人して顧問の先生の所へ行って「すみませんが部活を辞めます」と頭を下げたちょっと残念な縁の二人。

 卒業以来ずっと会っていなかったのが、ひょんなことから彼が私のブログとフェイスブックに気が付いてネット上での友達付き合いが再開。今日の講演話へとつながりました。

 遠軽町では10年前に、元の遠軽町が中心となって生田原町、白滝村、丸瀬布町が合併して新生遠軽町になりました。しかし、未だに職員相互の意思疎通などには課題があるということで、そうしたことへの一助となる話題を、と頼まれたもので「まちづくりに必要なモノとコトと関係性」というタイトルで一時間ほどお話をしてきました。

 私の話の肝は、「関係性の力を自覚して、ネットワークで繋がりましょう」ということに尽きます。

 講演後の懇親会の場で、地元の人たちからは「遠軽にも良いコンテンツはたくさんあるのに、宣伝が下手なものだからなかなか伝わらない」という嘆きが聞かれました。

「どんなコンテンツがあるんですか?」と訊くと、「例えば偉人としては、三重県から旧白滝村へ入植してその後合気道という武道の創始者となった植草盛平とか、犯罪を犯した少年たちの教育施設である家庭学校を作った留岡幸助なんて方がいますよ。ネットでも彼らの半生が見られますが、なかなか出来の良い動画になっています。なんと言ってもイラストは、ガンダムのキャラデザインや策が監督をされた安彦良和さんの絵ですからね」

「え?ガンダムの安彦良和さんって遠軽出身だったんですか?」
 私は偉人よりも安彦さんの方に驚いてしまったのですが、昔なりに立派な方がいたものです。

 今まで長く北海道に住んでいながら知らないことって多いものですね。これをご縁にもっと遠軽や同等に興味と関心を持ち続けることにします。


植芝盛平http://story.engaru.jp/story/ueshiba/

留岡幸助http://story.engaru.jp/story/tomekoka/

 「ご縁」で思い出しましたが、遠軽町の地域おこし協力隊の皆さんもフェイスブックを開いていますが、そのキーワードは、"engaru engaaru(遠軽 縁がある)」なのです。

 さっそく「いいね」を押しておきましたが、おもしろ情報が届くことを期待しています。

 うーむ、遠軽もなかなか奥が深いです。

 

コメント
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