北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

朱鞠内湖畔にて

2017-02-03 20:52:15 | Weblog

 朝から道北の美深町への出張。

 自家用車で出発しましたが、札幌市内の高速道路は滑りやすくて走っていてもフワフワした感じ。

 対向車線で300mの間に二件の事故があって、それ以外にもパトカーが走り回っていました。どうやらほかの地区でも事故があって通行止めにまでなっていたよう。こちらの車線じゃなくてよかった。


 道北の町美深で一仕事。こちらでも先日の首長インタビューに続いて、道路が悪いことによる経済損失を感じている方へのインタビューをしてきました。

 こちらもまた興味深い話が聞けたので、また別な機会にお知らせをしようと思います。


       ◆ 


 美深での仕事を終えて、今夜は朱鞠内湖畔の「レークハウスしゅまりない」で宿泊。
 せっかく美深まで来たのだったら、なんとしても朱鞠内湖でワカサギ釣りをしてみたいと思って、こちらの宿を予約したのです。

 ネットで「朱鞠内湖へ行きます」と書き込みをしたら、アウトドアガイドの知人から、「じゃあ現地の漁協のリーダーを紹介しますよ。頑張って」という親切な連絡が来ました。

 お宿へ到着してみると、「小松さん?紹介していただいたNです」と好青年が声をかけてくれました。

「はい、初めまして。明日のワカサギ釣りはどうぞよろしくお願いします」というと、「うう、プレッシャーを感じます(笑)」と、明日はどうしたもんかと悩んでいる様子。

「私たちも、釣り情報をネットなどで発信しちゃっているものですから、『前日はここが釣れました』という情報を知った人たちが、そこのポイントに殺到するんです。そうすると、そこは競争が激しくなって釣れない、楽しみはということがあるんですよね」
「釣果も期待したところですが、それよりは朱鞠内湖ならではの思い出があった方が良いと思うんです」

「それでしたらモービルで移動して、周りに人のいないところへ案内しましょう。釣果は時の運ですが」

 …というわけで、明日は湖の湖面を移動してちょっと遠くの誰もいないところで釣ってみます。

 幸いなことに今週末も天気は良さそうで、これ以上の条件は望めません。この間に買い揃えた道具や技を駆使してみたいと思います。


       ◆  


 こちらのお宿の夕食は、ダッチオーブンでの鶏の蒸し焼き。玉ねぎやジャガイモなどの野菜は甘みが増してとっても美味しくいただきました。

 お酒を頂いていると、宿の方が「あちらのお客様からのプレゼントです」と、ワカサギの天ぷらを出してくれました。

 お礼を言って伺うと、今日朱鞠内湖で釣ったワカサギをもってきて、今日の宿泊客に配ってくれたそう。

「ごちそうさまでした。今日は何匹くらい釣れたんですか?」と訊くと、「いやあ、お恥ずかしい数ですよ。朝からやって60匹くらいなものですから」と謙遜。

 大きさは小ぶりですが、味には全く苦みもなくてさすがは朱鞠内湖の美味しさです。

 これは明日のワカサギ釣りがなお一層楽しみになりました。

 聞けば、やはりイトウ釣りも人気なようで、これは今年は夏の間も来なくては。

 朱鞠内湖のポテンシャルは半端ないスケールです。

 

コメント
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