北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

白老町ポロト湖のワカサギ釣り

2017-02-10 23:40:20 | Weblog

 

 今日は休暇を取って、白老町のポロト湖まで出かけてワカサギ釣りに行ってきました。

 ポロト湖は、今はアイヌコタンが観光のポイントになっていますが、いよいよこれから2020年にアイヌ文化を中心とした国立民族共生象徴空間が剣セルされるところですが、冬はワカサギ釣りの好ポイントなのです。

 高速道路で白老インターを降りて、ポロト湖の湖畔にある温泉まではやってきましたが、肝心のワカサギ釣りの受付がどこか分かりません。

 ネットで調べても簡単には出てこないので、最後には電話をして、ようやく温泉のまだ山側の方に管理棟の建物があることがわかりました。

 地元の方なら常識なのでしょうが、遠くからの来客にはもう少しわかりやすい案内や情報提供があるとよいですね。

 
 さて、管理棟で入漁料500円を払いながら、ワカサギの釣り模様を尋ねると、「以前は100匹~200匹と釣る方がいたんですが、ちょっと前に雨が降りましたでしょ?そのあとでパタッと釣れなくなりました」とのこと。

「そんなに?」
「ええ、前の日に100匹釣った人が、翌日一匹でしたからね」


 出鼻をくじかれた形になりましたが、それでもまず氷に穴をあけてテントを張り、釣りを始めます。ポロト湖では釣りの範囲はごく一部に限られていて、狭い範囲での釣りになりました。

 しかし…、釣れません。

 まず反応がない。

 
 テントを出て、何カ所かに別の穴をあけて外で釣ってみましたが、ようやく一匹を釣り上げるのが精いっぱい。


 ちょっと離れたところでお昼過ぎにテントを畳んで帰ろうとしていた男性がいたので話しかけました。

「釣れましたか?」
「いやあ、朝のうちはちょいちょい来たんですが、昼になってウグイが三回釣れたので、もうだめかなと」

「ウグイがいると、ワカサギが逃げると聞きました」
「そうかもしれませんね。ところで、20~30匹くらいしかいませんが、私のワカサギはいりませんか?」

「え?いいんですか?」
「ええ、誰かにあげおうか、どうしようかと思っていたのですが、ちょうど良いところで話しかけてくれました(笑)」

 そんなわけで思いがけなく、釣ることなくポロト湖のワカサギをゲットできました。

 釣果は良いとしても、もう少し粘って自分の力でワカサギと釣り上げたいところ。もう少し頑張ろう。


          ◆  

 お昼過ぎに、トイレに立ち寄ったついでに管理棟の女性と話をしてみたところ、「昨日来た方が今日も来ているんです。その方は、昨日午後1時までは5匹だったのが、その後で釣れ始めて3時半までに80匹釣ったんだそうです。それで今日も来ているので、まだこれからですよ」

 それを聞いて俄然勇気が湧いてきて、それまで以上に餌を変える頻度を高めて、しょっちゅう新しい餌にしていると、確かに食いつきが良くなりました。

 とはいえ、ここのワカサギは実に小さいです。小さいので釣れた時の竿の振れ方も微細なもので、素早く反応するのもなかなか難しいところ。相変わらず、食った瞬間からアクションがうまくいきません。小さなワカサギに何度ももてあそばれてしまいました。

 結局、私が10匹で妻が2匹とほぼ惨敗。いくら便利な道具があっても、魚がいなくては釣りになりませんね。

 しかしまあ釣り場の環境とシステムがまた一つ分かったので良しといたしましょう。次こそがんばるぞ。  
 

コメント
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