北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

「阿寒の釣り」とかけまして 

2020-06-21 23:38:47 | フライフィッシング

 

「阿寒湖の釣り」とかけまして、

「ススキの山に満月」

 と解きます。

 その心は…

 おわかりでしょうか。

 

 そう「ボウズ」でございます。

 いやあ釣れません。とうとう最終日も釣果はなく終わりました。

 

 阿寒釣行最終日の今日は晴れを期待して早朝から湖の北側ポイントへ船で移動。

 葦の生える岸際から沖へめがけてフライとルアーをキャストして魚を狙います。

 元に声が上がったのはワカサギルアーで狙った一人。

 30センチほどのアメマスで幸先良し。

 しかしその後が続きません。

 私のダブルハンドもさっぱりで、少し太陽が見え始めたときにシングルのロッドにセミのドライフライに変更してチャンスを伺います。

 その時が来たのはセミフライチャレンジの10分後。

 湖面にぷかぷか浮かぶセミめがけてモワッとした水面の盛り上がりがあって大きなニジマスが食ってきました。

「来た!」

 フッキングも成功、何度もジャンプして抵抗するニジマスを見ながらあとは取り込むばかりと思ったその瞬間、ラインが軽くなりました。

(切られたか?)と思いましたが実はティペットがリーダーから結び目のところで抜けるという大失態。

 バレたというにはあまりにも惜しい夢の一瞬でした。

 そこから先は他のメンバーにも全く反応なし。

 今回の釣行は三日間にわたってほとんど晴れ間がなく霧雨と気温の低い状態が続き、実に残念な旅となりました。

 モンカゲロウもわずかに飛んでいましたが、あの数では湖面に飛来するツバメたちによってひとたまりもなかったことでしょう。


  【ちょっとピンボケですみません】

 魚もとうとうライズらしいライズを見せてはくれませんでした。

 強いてこの釣行の良かった点を挙げるならば、①春先から一度もいけていなかった釣りにようやく来れて、阿寒湖のほとりで時間を過ごせたこと、②ダブルハンドの実釣を始めて行っていろいろな勘が養えたこと、でしょうか。

 湖での釣りは本当に久しぶりだったので、今回の反省点は次に生かして良き釣果につなげたいところです。

 疲れましたが釣りなんてこんなもの。

 良いポイントの数々を見られてよかったです。

 それにしてももう少し暖かくなって欲しかったなあ。

コメント
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