北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

人間ドックと生産性向上

2020-06-23 21:50:47 | Weblog

 約一年ぶりの人間ドックでしたが、今回は午後からの検診。

 朝一番からの検診は何度も受けましたが、午後からの検診は初めて。

 おまけに鼻からの胃カメラもお願いしているので、朝の食事は「7時までにご飯を軽く一杯だけ」という制限がありました。

 そんなぽっちを食べるのも面倒なので朝食と昼食は抜いて検診に臨みました。

 しかし普段ならば朝からお湯を飲んだりお茶を飲んだりするので、「検診までは何も口にできないぞ」と思い続けるのは結構大変。

 もしかしたボケちゃって何気なく何かを口にするのじゃないかと心配でたまりませんでした。

 で、無事に何も食べずに臨んだ人間ドック。

 人間ドックに特化したクリニックは、検査の運びが実にシステマチックで効率的にできています。

 コロナ対策で待合室のイスはこちらも千鳥に座るようになっていましたが、さほどの混雑もなく淡々と検査は進みます。

 最後は鼻からの胃カメラ。

 鼻に麻酔を三度入れて鼻腔全体を麻痺させてから、ボールペンよりもやや細めのカメラを入れていきます。

 いくら麻酔をしていると言っても摩擦でちょっとは痛いですし、喉の奥を通るときは少しだけオエッとなってしまうのですが、それでもカメラを入れ始めてから撮影を終了してカメラを抜くまでは5分くらいなもの。

 ドクターからは、「胃も食道もきれいでした。特に炎症などの異常は見られませんでしたよ」との所見をいただいて、まずはほっと一安心。

 それ以外の検査結果はのちほど郵送で送られてくることになっていますが、検査時間は全部で1時間半ほどで終了。

 検査時間が短くなって被験者の負担は軽くなっています。こういうちょっとしたところにも実は進歩と医療現場の努力がうかがえます。 

 こういうところにサービス向上と言う形で実は生産性の向上や効率化が行われているのですが、経済は一般に動いたお金の量で測られるので、質を問う研究って案外少ないものです。

「日本は生鮮性が低い」という紋切り型の批判や自虐に惑わされず、良質の研究レポートを読むようにしています。

 さて、この手の検査、面倒くさいなどと思わずに、忙しい現代人には必要な自分の体への管理と気遣いだと思って真面目に受けましょう。

 どうかほかに異常がありませんように。

 

コメント
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