新聞ではこの冬も今のところ例年より暖かいのだそうです。雪が少ないと良いのですが。
【地デジ化が意味するもの】
ある経済団体が主催する勉強会に参加してきました。テーマは北海道の高速デジタル化の促進ということです。
参加したメンバーは、通信事業者や放送事業者、行政の関係者などなど。
話題の中で、地上波デジタル化ということの意味について説明を受けましたが、このことは実は民間放送事業者にとっても相当の投資を必要とされていて、辛く感じていることが分かりました。
しかしながら、現在の地上波テレビの方式は50年も前の技術であり、今や先進国の中では後れた技術なのだそうです。
世界の先進国ではこのような地上波でテレビを観ている国はイギリスくらいなもので、大抵はケーブルテレビによる配信が多いのだとか。
現在の日本の方式は電波帯という限られた資源をかなり無駄に使っているので、これをデジタル化して、電波を有効に使うという政府の方針が打ち出されたのですが、そのことで電波資源の有効活用は図られるものの、その結果、どういう便利な社会が到来するのか、ということはまだよく見えていないのが実体のようです。
例えば双方向になるとか、地方からの発信が増えるとか、画像が綺麗といったような事が良く言われますが、まだ具体的な方向は暗中模索なのです。
しかし、だからといってもはや後には引けず、2011年には地上波デジタルの時代が来るのですから、まずは日本中がどこでも見られるという状態にすることが第一で、次にそのことが過疎地などにとってのメリットにつながるような方策を考え出すことが必要なのです。
ともすると、我々はテレビの買い換え需要を増やすために、地デジ化をして、そのことは見られないかも知れない地方の切り捨てにつながるのではないか、という被害者意識を持ちがちですが、放送事業者の皆さんは決してそのようなことは考えていないようです。
それよりはこの社会の変化をどう地方が前向きに捉えるか、という方向に頭を使うべきなのです。
遠隔地医療の充実や、観光情報の配信などの実験などが進んで、このことで地方の暮らしが少しでも良いものになるようにしたいものです。
地デジ化が、都会のためだけであってよいわけはありません。さて、知恵の出しどころですぞ。
【地デジ化が意味するもの】
ある経済団体が主催する勉強会に参加してきました。テーマは北海道の高速デジタル化の促進ということです。
参加したメンバーは、通信事業者や放送事業者、行政の関係者などなど。
話題の中で、地上波デジタル化ということの意味について説明を受けましたが、このことは実は民間放送事業者にとっても相当の投資を必要とされていて、辛く感じていることが分かりました。
しかしながら、現在の地上波テレビの方式は50年も前の技術であり、今や先進国の中では後れた技術なのだそうです。
世界の先進国ではこのような地上波でテレビを観ている国はイギリスくらいなもので、大抵はケーブルテレビによる配信が多いのだとか。
現在の日本の方式は電波帯という限られた資源をかなり無駄に使っているので、これをデジタル化して、電波を有効に使うという政府の方針が打ち出されたのですが、そのことで電波資源の有効活用は図られるものの、その結果、どういう便利な社会が到来するのか、ということはまだよく見えていないのが実体のようです。
例えば双方向になるとか、地方からの発信が増えるとか、画像が綺麗といったような事が良く言われますが、まだ具体的な方向は暗中模索なのです。
しかし、だからといってもはや後には引けず、2011年には地上波デジタルの時代が来るのですから、まずは日本中がどこでも見られるという状態にすることが第一で、次にそのことが過疎地などにとってのメリットにつながるような方策を考え出すことが必要なのです。
ともすると、我々はテレビの買い換え需要を増やすために、地デジ化をして、そのことは見られないかも知れない地方の切り捨てにつながるのではないか、という被害者意識を持ちがちですが、放送事業者の皆さんは決してそのようなことは考えていないようです。
それよりはこの社会の変化をどう地方が前向きに捉えるか、という方向に頭を使うべきなのです。
遠隔地医療の充実や、観光情報の配信などの実験などが進んで、このことで地方の暮らしが少しでも良いものになるようにしたいものです。
地デジ化が、都会のためだけであってよいわけはありません。さて、知恵の出しどころですぞ。
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