北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

一段のサポート ~ 車に優しさを

2025-02-19 20:48:29 | Weblog

 

 自家用車をトヨタのノアにしてから2年が経ちました。

 子どもが生まれてからは、三菱デリカ、日産セレナとジャンルでいうとミニバンを乗り継いで来ましたが、今のライフスタイルはもうミニバンの良さにどっぷりとはまっています。

 子どもたちも独立したので、もう普段乗せるような子供はいませんが、今は夫婦の釣りやキャンプのアウトドア趣味に始まって、セカンドシートドアがスライドドアなのも日常の買い物に便利でもあります。

 ミニバンとなると床が高いので乗り込むのにちょっと勢いが必要です。

 デリカに乗っていた時はアウトドアでの走行性が高いことがウリだったので、やたらに床が高くて乗り込むのが大変でした。

 今乗っているノアも、タイヤが16インチになった分床が高いはずなのですが、左側のスライドドアに、開けた時にステップが高さ200ミリのところに出てくる「ユニバーサルステップ」という仕掛けがついています。

 もちろんオプションでの装着なのですが、電動ではなくてギヤでせり出してくるカラクリでオプション料金が3万円と格安。

 以前の福祉車両などではオプション料金が20万円もするようなものが出回っていたのですが、今回は3万円とお値段は破格です。

 車を注文するときに「そのオプションいるかな」と考えたのですが、値段も安いし子どもや年寄りも乗るだろうし、ということで軽く考えて追加しておきました。

 最近は高齢の両親の買い物サポートなどで活躍しているノアですが、91歳の母が乗り降りするときには実に重宝しています。

 母は左の足が思うように動かなくなっていて、セダンタイプの車の後部座席に乗るようなときは左足を一度手で持ち上げて車の外に出さないと出られないような身体状況です。

 それがノアでユニバーサルステップがあればまだなんとか自力で乗り込むことができています。

 ただ乗り心地がよかろうとセカンドシートを下げて前の座席との距離を離したときには、体を起こして手すりを掴むことができなくてあたふたしてしまいました。

 それ以来シートはできるだけ前にして乗り込んだらすぐに座れるようにセットして事なきを得ています。

 歳を取ると"車に乗る"という当たり前のことですら当たり前にできなくなるということを目の当たりにします。

 両親の実家は家の中に手すりをつけるのに介護保険を使わせていただきました。

 道具や器具でサポートできるのならやっておいた方がよいですね。 


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