今日から二泊三日で釧路出張。
昔一緒だった後輩たちと末広の飲み屋街で一杯やりました。
ジンギスカンがメインのこのお店、テーブルには新聞紙を引いてその上にガス台を置いて肉を焼くスタイルは、昔ながらの北海道のジンギスカンのしきたりを踏襲しています。
「新聞紙が引いてあるなんて懐かしいですね」
「これがないと机が汚れるんだよね」
昔の北海道でのジンギスカンと言えば、机が汚れるので新聞紙を敷いてその上にコンロを置いて鍋を置いてじゅうじゅうと焼きました。
このお店もそういうやり方なのだと思って懐かしく思っていました。
するとメンバーの一人がトイレから帰ってきて、「面白い張り紙がトイレに貼ってありましたよ」と教えてくれました。
曰く、「トイレには『男性も座って用を足してください』とあるので便器に腰かけたところ、目の前に机に新聞紙を引いてある理由が書かれていました」とのこと。
どれどれ、と他のメンバーもトイレに行って帰ってくると、「なるほど、ですね」と感心した様子。
私もトイレに立ってその張り紙を見てみるとこうありました。
「当店が、テーブルん位新聞紙を敷いているのは北海道の昔ながらのジンギスカンスタイルを表現、演出するためです…」
なんと、新聞紙が敷いてあるのは汚れ防止のためというよりは、北海道らしさの演出のためなんだと!
続いては「決して片付けが大変だからと楽をしているわけではございません」とも。
敢えてこのような演出を説明するというスタイルが面白い。
北海道らしさってこういう事なんだな、と昔を思い出して再認識しました。
皆さん、家でジンギスカンをやりますか?
新聞紙なんて敷いてますか?