こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

アルモニカ・ディアボリカ

2014-04-05 00:00:00 | 未分類
皆川博子さん『アルモニカ・ディアボリカ』を読みました。

『開かせていただき光栄です』の続編。

エドとナイジェルが失踪してから五年。
暇になったアルたちは、盲目の判事の希望で、犯罪防止のための新聞を作っていた。

ある日、正体不明の屍体の広告依頼が舞い込んだ。
その胸には<ベツレヘムの子よ、よみがえれ!アルモニカ・ディアボリカ>と書かれていた。

今回、ナイジェルの悲しい出自と権力者たちの極悪非道な横暴ぶりが明らかになります。
そして再びエドたちが犯罪に手を染めようとするのかを危惧した判事は、それを止めようとします。

あまりにも持つものと持たざるものの差の激しい時代の悲しい出来事に、心痛み、判事の苦悩に共感します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緑の桜

2014-04-03 00:00:00 | 未分類
今日は、紫川に架かる鴎外橋のたもとの緑の桜の写真を撮ってきました。

御衣黄なのか、それとも他の種類なのかもしれません。

昨年、撮ったときには私一人が撮影していましたが、今年は他にも二人ほど撮影していました。
ちょっとうれしいけど、これ以上増えないでほしいです。
わがままかな?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神様の値段 戦力外捜査官

2014-04-01 00:00:00 | 未分類
似鳥鶏さん『神様の値段 戦力外捜査官』を読みました。

府中市の住宅街から始まった連続放火事件を捜査していた設楽と海月だったが、海月のポカのため、またしても捜査から外されてしまった。

ところが、海月の日頃とは裏腹の鋭い頭脳によって公安とのつながりができ、怪しい新興宗教団体を追うことになる。

相変わらず海月は、設楽に負傷させるほどのオオボケをかましまくっていますが、推理に関しては有能なところが不思議ですよねえ。
今回、警察ばかりでなく有能な市民たちが多く活躍しているところが、素晴らしく爽快でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネタがないので

2014-03-31 00:00:00 | 未分類
29日の土曜日に行った小倉城の桜などを。
雨の中で撮るのは大変でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふるさと銀河線 軌道春秋

2014-03-30 00:00:00 | 未分類
高田郁さん『ふるさと銀河線 軌道春秋』を読みました。

漫画原作をなさっていた頃に書いておられた文章を、改めて小説として発表なさったのが、この本です。

悲しみ、苦しみ、悩む主人公たちが、列車を通して少し自分を取り戻したりするような作品が並んでいます。

中でも、車窓からいつも見られる老夫婦の家の光景と、それを和みと励ましにしている乗客たちの物語「車窓家族」が好きです。

どれも、高田さんからの応援歌ですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする