こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

ネクロポリス上

2006-01-13 00:00:00 | 未分類
恩田陸さん『ネクロポリス 上』を読みました。

舞台は、イギリスに近い島でありながら、国民は日本人の血も文化も濃くうけついでいるらしい不思議な国。
そこのアナザー・ヒルでは、ヒガンに血縁の人々だけ入り、『お客さん』をおもてなしするという
不思議な風習がある。
東京大学の大学院で文化人類学を専攻しているジュンイチロウ・イトウは、研究のためもあって、
この土地にやってきた。
この国では、血塗れジャックという、まるで切り裂きジャックの二番煎じのような殺人事件が発生している。
船で運河から上陸しようとしていた彼らは、早速、赤い鳥居にぶら下げられた血塗れ死体に出くわしたのだった。

とまぁ、あらすじはこんなところでよろしいでしょうか?
ジュンは、それからも日本の文化を引き継いだようなオカルティックな出来事に、
次々と出くわします。
懐かしい風習や言葉、背筋が寒くなるような出来事に、脳細胞が限界まで酷使されて
疲れ果てました。
今後も、読むのに時間がかかりそうなので、明日は別の本を読んで休憩します。

コメント
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