恩田陸さんの『ネクロポリス 下』を読み終わりました。
ジミーだと思っていた者が、実はテリーと入れ替わっているのではないか、という疑惑が
浮上したり、メアリの夫がヒガンで帰ってきたにもかかわらず、メアリが密室から大量の血痕を残して、
消え去ったり、行方不明だったケント叔父さんが現れたり、下巻でも次々と不思議なことが起きます。
また、かもめかもめ、提灯行列、百物語など、日本と似ているようで似ていない、
不思議な風習も現れ、落ち着かない気分にさせてもくれます。
最後にジュン達は、あっちに行ってしまったメアリやケント叔父さんの妻子を助け出すため、
不思議な冒険にも出掛けます。
その後、連続殺人事件の犯人も解り、全ては解決したかに見えましたが、この土地ならではの現象が、
不安感を残していきました。
不思議な不安定な世界で、落ち着かない気分にさせてくれる物語です。読み応えがありました。
ジミーだと思っていた者が、実はテリーと入れ替わっているのではないか、という疑惑が
浮上したり、メアリの夫がヒガンで帰ってきたにもかかわらず、メアリが密室から大量の血痕を残して、
消え去ったり、行方不明だったケント叔父さんが現れたり、下巻でも次々と不思議なことが起きます。
また、かもめかもめ、提灯行列、百物語など、日本と似ているようで似ていない、
不思議な風習も現れ、落ち着かない気分にさせてもくれます。
最後にジュン達は、あっちに行ってしまったメアリやケント叔父さんの妻子を助け出すため、
不思議な冒険にも出掛けます。
その後、連続殺人事件の犯人も解り、全ては解決したかに見えましたが、この土地ならではの現象が、
不安感を残していきました。
不思議な不安定な世界で、落ち着かない気分にさせてくれる物語です。読み応えがありました。