「地球へのSF」をテーマに、様々なSF作家らが短編を寄せたアンソロジー。
冒頭は昔の中国でのあまりにも報われない善良な賢者たちの悲劇で、続く話はコロナ禍における日本で、散歩しながらあれこれと物思うという真逆とも言える物語なので、思考の切り替えが必要でした。
読んでいくと詳細なテーマは違いながらも、中心は人類から始まり多彩な展開ながら、同じように人類の愚かさや傲慢さ、罪深さを考えざるを得ない物語になりますね。
それは個々人から政府、大きくは人類全体に至るまで共感しつつ自己批判も感じて、考えさせられる本でした。
人類と言っても大きなスケールのものもありますので、ホモサピエンスだけではありません。
お薦めです。
冒頭は昔の中国でのあまりにも報われない善良な賢者たちの悲劇で、続く話はコロナ禍における日本で、散歩しながらあれこれと物思うという真逆とも言える物語なので、思考の切り替えが必要でした。
読んでいくと詳細なテーマは違いながらも、中心は人類から始まり多彩な展開ながら、同じように人類の愚かさや傲慢さ、罪深さを考えざるを得ない物語になりますね。
それは個々人から政府、大きくは人類全体に至るまで共感しつつ自己批判も感じて、考えさせられる本でした。
人類と言っても大きなスケールのものもありますので、ホモサピエンスだけではありません。
お薦めです。