ゴールデンウィークの後半に入りました。
日中の高速道路は大渋滞したようです。タヌキとコッコーも29日30日と関越道と上信越道を利用しました。29日の下り線は渋滞に巻き込まれましたが、止まってしまうことはなかったので、いつもより1時間くらい長かったかな、というくらいでした。30日の上り線は練馬の料金所を出たところで後方は30Kの渋滞のニュースに、ホッとしました。因みに、29日に関越道手前の目白通りのガソリンスタンドSelfのレギュラーは 144円/1Lでした。
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国道18号バイパス 軽井沢・中軽井沢間も渋滞でした。
雲の下は浅間山の山麓です。
昨夜、アメリカがオサマ・ビンラディンを殺害したとのニュースを聞いて、、イスラム法は復讐法なので報復の連鎖がまだまだ続くのかと、、、、アメリカも恐い国だな、と、複雑な気持ちです。
オサマ・ビンラディンの殺害、ユッケの食中毒での死亡、被災した方々の仮設住宅の問題などで、今日の憲法記念日は目立たないニュースになってしまったようです。
例年通り護憲派、改憲派は別々に集会を開きましたが、地震・津波・原発事故という未曾有の危機に両者の主張にも昨年までにはない変化が出て来ました。
改憲派は憲法を改正して緊急事態への対応規定を新設し、首相の指揮権を明記すべきだとする決議を採択しました。
これに対して共産党の志位委員長は「政府が非常事態に対応できていないのは、憲法のせいではない。(改正論は)憲法にぬれぎぬを着せた火事場泥棒だ」と強調しました。
社民党の福島党首は福島第1原発事故について「放射性物質が人々の平和的生存権、幸福追求権を脅かしている」と訴え、緊急事態条項の論議を「とんでもない。制限より被災者の権利回復が大事」と批判しました。
確かに、この憲法は敗戦によって平和を希求すること、と、明治憲法は法律の範囲内の人権だったので、国民の権利が強調されています、が、「この憲法では緊急事態に対応できない」ので憲法改正というのは短絡過ぎると思います。
政治がうまい古代ローマ人は緊急事態には独裁官を設置して対応するように規定しました。その任期は半年とする独裁者出現を嫌うものでした。
このことから、改憲派の決議した「緊急事態への対応規定を新設し、首相の指揮権を明記すべきだ」というのも一理あると思いますが、改憲の必要はないと思います。アメリカ合衆国の憲法はアメリカ独立宣言(1775年)から始まり、次に合衆国憲法があり、その後は大統領令として次々に追加され、廃止された項目はないと思います。フランスも1789年の「人権宣言」が生きています。イギリスでは「マグナカルタ」も廃止していません。日本国憲法をそのまま生かして、従来通りに法律で補うか、追加で必要な項目が出てくれば国会で発議して国民投票で決めればよいのではと(追加項目の決め方は従来あるものからチョッと思いついて書いただけです)思います。
東日本大震災は人々に多くのことを提起することになりました。
私が今できそうなことは・・電力会社が原発で多量に電気を作る必要がないように、節電生活を長続きさせる輪を広めることかな・・・・・・。