蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

我が家の古繭で学習しました

2006年03月11日 | 安曇野とその周辺
3月3日の繭↓(当blog「もうすぐ春ですよ~」に登場)の後日談


時期的には繭としてはすでに完了しており、これ以上なにもない。

穂高有明の天蚕センターに行きました
自然の山野でクヌギ、ナラなどの葉を食べて繭を出すものを天蚕(てんさん)といい、
日本原産の野蚕である・・・という。飼育地は乾燥気味の場所が良く、水分を嫌う。
一般的な家蚕は、水分が切れると死ぬらしい。
天蚕は全国的にもあまり無く貴重な産業であることもわかりました。
なにせ絹織物商品としては高価で、その美しさは繊維のダイヤモンドとも言われる

写真左:繭玉製造中(センターのデモ・モニターから)
写真右:虫も緑色で、孵化すると白い蛾となる。そのまま放置されたものが
     上の写真のようになる


写真左:天蚕農家の背の低いくぬぎ畑。緑の葉が繁り、幌をかぶせて(猿害・鳥害予防)
     蚕を繁殖させ繭を採集する。
     安曇野市が買い上げ、絹製品にして販売している
写真右:別室で機織デモンストテーションを見る事が出来る
     ここで、私のかわいい繭があるんだが、なんかできませんか?と質問すると
     以前、繭の上下をカットし紐を通して紐タイと洒落た紳士がおられたよ・・・と

湯につけて柔らかくする→
綿のようにほぐす→
糸状に引っ張り出して手で紡いでみては?
などと嬉しいことを伝授してくれる。ダメ元で挑戦しよう

さらに学習したいかたにおすすめ
http://www.avis.ne.jp/~yojikoba/tensan.html
コメント
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