蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

山繭を糸に紡ぐ

2006年03月24日 | 暮らしの積み木
我が家の庭とクヌギ林で見つけた古い山繭を糸に紡ぎたい

3月11日の当ブログ掲載の山繭のことである
その後に見つけた2個とともにトライする
 

     ↓
わずか3個なので、ほんの気持ちだけ試してみる
写真左:ぬるま湯につけて綿状にほぐす
写真右:引っ張り出して糸にする
     さすが絹糸!ちょっとやそっとでは切れないぞ
     しかし切れた場合は別の糸を重ねて撚りをかける

とりあえず糸に紡ぐことができました
乾くと絡むが湿らすとスルスルと素直に紡ぐことが出来る
写真では光って白いが、実際はもうすこし黄味を帯びています



使用済みネクタイを裂き布にし、この絹糸と組み合わせて小さなタペストリが織れないか?
もう一度天蚕センターを訪ね、新しい試みにアイディアをもらおう!
と出かけたのだが、あいにく背広姿の団体さんと込み入った商談中のようなので帰る。
そうだ!よく企画展示をされる山麓沿いの「アザレアギャラリー」に相談してみよう

大好きな空間で、中房温泉の湯で入れたおいしいコーヒーを飲みながら
「《ギャラリーぬく森》さんならきっといい先生をご存知ですよ」とアドバイスをもらう

はたして「ギャラリーぬく森」のマダムは的確なアドバイスをくださった。「ふつうのカルチャー
センターではきっと難しいね。う~ん、これに対応できるのは・・・、松本でもいいですか?」

松本のY先生に電話すると、「それは素晴らしい! 一度おいでください」
という次第。
善は急げのあすの午後。どうなることやら続編お楽しみに

余談
アザレアギャラリーのティルームでは、学校で使い込んだ机と椅子がお客様を迎えます。
初めて行ったとき、まずそのことが嬉しかった。隅っこの席でコーヒーをすすりながら、
壁一面の大きなガラス越しに、春を待つ木々や鳥の巣箱を眺めます。

写真左:5月のティルーム(店のpost card)
写真右:3月の林とティールームの隅っこ(山麓線側から撮影)


後日談
翌日の市民タイムスに
背広の「見学ご一行さま」は京都・西陣の《矢代仁》の方々と紹介されていました。やはり商談だったようです。我輩も鋭い!
コメント (2)
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