蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

山繭でタペストリーを織る!Part1

2006年03月26日 | 暮らしの積み木
でも朝6時の外気温1℃
すっかり春めいた午後、行ってきました、松本市岡田の山賀先生の工房かんざん「遊庵」
写真左:遠く美ヶ原の山を望む正面玄関
写真右:1階の教室に鎮座する本格派の機織(はたおり)機


紡いだ糸と、夫の長いサラリーマン生活に関わった思い出のネクタイ数本を持参したが、
先生「う~ん、この繭糸の良さを出すには、濃い色の無地がいいねぇ」
私  「ネクタイにこだわりません。よろしくお願いいたします」
先生「素材調達までに、一度ここにある糸で練習しましょう」
というわけで、出来上がり寸法を元に必要な糸の本数や長さを電卓でポンポン。

さて卓上機織マシン

これはスグレモノです
思わず唸る。勿論本来の織り機を天蚕センターで見学済みだったから唸れたのだ。
幅:約40センチ 奥行:約55センチ 全高さ:約8センチ(実測ではなく感覚寸法)
いくつかの部品を駆使し、充分楽しめる織り機である

では習作にとりかかろう
木綿糸2種と彩り用の化繊糸1種で、25センチ×15センチのタペストリー。
①糸の太さや質によって縦糸の本数を計算する
②縦糸の長さは出来上がり寸法×1.1+40センチ(上下の渡しとフリンジ房用)
③70センチの縦糸を渡すのに縦55センチのマシンで、いったいどうする!
  ここがすごいのだ。立っている棒の位置を変えることで、長さを調節できる。
  つまり70センチ以上でもかけられるのである。いやはや・・・・
④縦糸の向きをかえながら、横糸を左へ右へと渡し、隙間が開かないように
  トントンとつめて織る

先生の指導?誘導?のおかげにて2時間ほどで、ほれこの通り!
林で拾った松ぼっくりつき小枝にかけてみた(松ぼっくりはどこかな?)



右下のふくろうのブローチは
体は蛇皮、頭のてっぺんの毛は本物で、目玉がくるくる動きます(ちょっとグロ)

余談
ものづくりの舘「かんざん遊庵」電話:0263-39-2390 のこと
古い民家である。1階を教室に開放し、専用の大きな作業台を配し、手織り機のほかに
縫製ミシンもロックミシンも用意されおり、ほかに染色・陶器教室もあるそうです。
さて気になるマシンだが、本格派→リジット機→改良小型手織り機(上写真紹介機)と変遷し、
今や人気のマシンだそうです。さもありなん。「インストラクターを目指すコース」もあるそうな。
教室は
入会金なし、月謝5,000円/2回/月、月極で来られない人のためのチケット制も導入、
10月~4月は暖房費500円/月  因みに手機マシンは約20,000円だそうです

目印の↑黄色い看板は、20×10センチくらいの小さいものです。見落とさないで

おまけ
展示会のご案内
”遊庵の仲間達展”4月20日(木)~月末(予定)会場は「遊庵 2階」
この期間中に
【1】ワークショップ(染色体験) 
以上問合せ先:電話:0263-39-2390 遊庵・山賀先生まで
【2】Jazz Live 4月22日(土)pm6:00~ 入場料は¥3,500 軽食・ワンドリンク付
会場は松本市大名町 「紫陽花」(遊庵も主催参加)
問い合わせは主催:紫陽花へ  電話:0263-35-5533
コメント
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