蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

山繭でタペストリーを織る Part2

2006年03月31日 | 暮らしの積み木
朝夕はまだ冷たいこともあるが概ね春めいてきた
学校の春休みで、近所から若い元気な声が聞こえる

さて、タペストリー制作の第2弾
つまり本番である
その後採集した小ぶりの繭3個も紡いで、車洪水の中、松本市岡田の工房「遊庵」へ。
免許取得1年半の身で、松本市内へのひとり遠出が初体験だった前回は、
往復2時間にフラフラ。
大阪でのライセンス取得しかも大阪市内なら、全国どこでも「怖いものなし免許証」らしい。
余談だが、たしかに安曇野の自動車学校の路上教習を見ていると、
この交通量で大丈夫かいな?と心配ではある

おっと蛇行運転、まっすぐ走ろう
今回はスムーズに、しかも時間短縮で到着
宿題の裂き布OK、繭糸OK、はさみOK、前回支払い忘れの暖房費OK、本日の教材費OK

宿題の裂き布は、8ミリ間隔くらいで上から下から縦に交互に裂いて紐状にして用意しておいた



さて本番
習作と同様縦糸をかけ、横糸に裂いた絹を織りこんでゆく。
黒の縦糸は未精錬糸といい、ツルッとしていないざらざら感のある糸である。
デザインは意のままに、ところどころに繭を紡いだ糸を織り込む



こうして織りあがったのがこれだよ。細かいミスも多くてトホホだが・・・



サイズ:織物部 14×32センチ 総高さ 53センチ

解説
①上の小枝は最初に繭を見つけたクヌギの枝
②上のフリンジは下とのバランスで▲に仕上げてみた
③白く見える横糸は繭から紡いだ糸。重ねてボリュームをもたせたり・・・小技
④下の茶色い物体はクヌギの小枝付ドライ葉っぱ(再度繭をみつけて付け替える予定)
⑤下のフリンジには複雑編みを採用
⑥後ろの壁はジュラクなのだが、撮影能力不足で表現できないのが残念!!!
山賀先生ありがとうございました

こうして3月3日の山繭↓ は無事タペストリー ↑ になりました。



3月24日 山繭↑を糸に紡ぐ
3月26日 山繭で習作↓木綿タペストリーを織る
Part1



3月31日「山繭物語」完
コメント (10)
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