蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

景観保護は贅沢か

2006年03月19日 | 安曇野とその周辺
今朝、で外気温は5度 10時頃には風はあるものの
あちこちから福寿草のたよりが。



近くの散歩道、建築中の家の前で安曇野在住の男性建築設計士と会う。
話題が自然や景観になり、先日電車内から見た木曾福島内のエンジ色屋根



(3月9日の当ブログ記事)について聞いてみた。

あの地域は何年か前に立派なリーダーがいて、屋根色がばらばらにならぬよう揃える方向になった。勿論全戸がエンジ色ではない。グレーの瓦屋根もある。
ところが最近になって、エンジ色をもっと落ち着いたグレー系に変えてゆこうという動きがあるらしい。山また山の谷あいの町なので、これ以上暗い色はどうかとは思うのだが・・・。

安曇野市もせめて壁と屋根の色を制限し、田んぼや敷地内庭にあるブルーシートを白かグレーかベージュ色(こんなシートがあるんかいな?)やめてもらうと、ずいぶん違うのになあ。こんな嘆息を漏らすのは市内でも少数派、特に新信州人が多いという。
田畑から開発会社の分譲住宅に変わってゆく傾向は確実に増えている。
地元の多くの方々には生まれた時からの生活の全部であり、また北アルプスや里山や田畑や屋敷林が美しいと叫んでも、『生まれた時からだべ』。県外の人々が「美しい安曇野」を羨ましがっていることも特に認識していないのではないか?自治体の認識も大同小異かも。

との結論に達した
宝物が手中にあるのに、失って初めて知るということか。惜しい惜しい残念
コメント
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