蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

J・レノンの面影

2006年10月06日 | 安曇野を離れて
天候の回復を待てず、曇天のなか軽井沢へ
10年以上前に一度訪ねたことがある軽井沢だが、今度はJ・レノンに会いにゆく。
写真左:明科駅発篠ノ井駅下車。おやっJR大阪環状線! よく似ているがあちらはオレンジ一色
写真右:篠ノ井発軽井沢へ。しなの鉄道は好きな路線で途中大屋駅の連絡橋を車窓から見上げる

さて軽井沢駅。
北へ歩くこと20分で旧軽井沢のフランスベーカリーへ。店内にも自転車にまたがりお気に入りのフランスパンを前カゴに放り込んだ写真がありました。
店内はごくありふれたショーケースやジャム棚など気負ったところがない
隠れた人気のクリームパンは26年前から味が変わらないという。たしかに懐かしい味と香りでした。
新宿中村屋や穂高のこっふぇる梅太郎のくりーむぱんを、ふと思い出させる味だった

写真左:店の正面
写真右:ここかしこにはためく幟はその文字を見ると忘れない強烈な印象
     「軽井沢高原ビール」

株式会社ヤッホー・ブルーイング(醸造酒=brewing)の地ビールで、代表格はよなよなエール「夜毎”味と香りを楽しみながら飲んでください」
ふざけた命名に聞こえるが、軽井沢を大きく変えた星野グループならではである。
そしてあのユニークなロゴも缶のデザインも、アメリカ人女性のデボラさん作。
彼女はワールドカップ広告責任者だったそうです(お客様相談室Hさん談)
1996年創業のベンチャー企業だから、J・レノンは味わっていない

散策は続く。古き良き時代の別荘が点在する森のなかの万平ホテル。ここはレノンの定宿だった。ここから自転車でフランスベーカリーへパンを買いに行っていたそうだ
写真左:そりゃ好きになるわ(アルプス館)
写真右:正面入口左に立つ丸ポスト。もちろん現役

毎朝ロイヤルミルクティーを飲みにきていたというカフェテラスへどうぞ
写真左:木をふんだんに使ったしっとりとした部屋だ。天井には竹だと思うが
     網代あみ細工が施され、さっぱりしたシャンデリアが灯っている
写真右:オーダーは松の実タルトとミルクティー(ロイヤルは高そうなので敬遠)
     ケーキセット1250円なり。私にはランチだ

ガラス越しに見える手入れのゆき届いた庭の樹木。レノンはイギリスを想ったかも
 1894年創業(当時は亀屋ホテル)の年輪である

売店にはレノンやヨーコさんデザインの壁掛けやトレー・カップなどが

その他ロビーの奥へ進むと、万平ホテルの歴史写真や昔の家具、キーホルダー・パンフレットなどの展示室へ続く。ここはさすがに撮影ははばかられた。
以前三笠ホテルも見学しているが、ここもしっとりとしたクラシックホテルだ
行けなかったゆかりの地を今度は晴天の日に、車で訪ねよう
泊まってみたいなぁ。。。。。



余談
電車の中で考えた
はぜかけの上を覆っているブルーシート(姨捨の棚田付近)と無色シート(しなの鉄道沿線)

安曇野はブルーシートが9割以上です
景観から見てどちらに軍配?
コメント
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