蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

「脱焼却」 「脱埋立て」

2006年10月20日 | 安曇野を離れて
生きているからこそゴミは出る
出すからにはキチンと出し、少しでも子孫によい環境を残したいと想う
今日10月20日は『リサイクルの日』

10月9日日の中軽井沢での講演会は「脱焼却」「脱埋立て」を実践しているカナダ・ノバスコシア州&ハリファックス市から来日の報告会でした
主催:ゴミ弁連
公演日程:2006年10月7日~10月13日(かなりの強行軍である)
開催場所:函館市/郡山市/軽井沢町/横浜市/東京都/福岡市
英語による講演なので、女性の即時通訳。彼女はしっかり理解しているので、私達にわかりにくい点をフォローしていました。
プレゼンは、撮影現地はカナダ、解説は日本語で表記、なおかつ詳細資料冊子つきという念の入れよう

 しかも会費300円+カンパ。町長の挨拶は長すぎた

さてひとくちに言ってしまえば
循環型社会の形成にむけ
(1)発生元(つまり我々や企業・生産者・スーパー・ファーストフード)で徹底した減量・分別
(2)生ごみの堆肥化(業者の回収)と家庭でのコンポスト利用など
(3)リサイクルできる資源ごみの活用
例:飲料容器のデポジット制→環境デポへ返却し払い戻しを受ける→再商品化
  ペンキリサイクル→半額で販売する
  車のタイヤデポジット→処理施設で裁断し運動場の表面材、安全柵、道路の防音材
  廃油→修理して燃料に利用(注:最近日本でも利用し始めたニュースを見ました)
  金属類→新しい金属商品へ
その他期限切れの医薬品・医療ごみ、建設廃棄物などなどまぁ盛りだくさんだ。
新聞、牛乳パック、ミックス古紙(雑紙で領収書やチラシや不要印刷物)ガラス、古着(布)などは日本でも自治体によってはりサイクル化は進んでいると思う

さて日本でこれだけのことを自治体レベルでどんだけできるか?聞いてるだけでも疲れてしまう。
しかしカナダでは啓蒙・教育・実践により5年で48%の削減に成功したのだから出来ないことはないのだろうが・・・・
17年前初めての海外旅行で、森を2時間歩いてひとつもゴミがなかったのには驚いた。こういう市民の努力が実をむすんでいるのだろう。

余談:バイオマス・エネルギー
安曇野市では早い時期から全国に先駆けて、リサイクル化は進めていると環境課は胸をはる
出来た堆肥を回収する制度はまだない。私のように農家でない場合は余るんだけどなぁ

穂高のごみ処理組合では、実験的にバイオマス・エネルギーに取り組みかけているという

これは生ごみ+汚れた紙を
○乾式メタン発酵システムで電気・熱に再利用または固形燃料に再生し施設で使う。
○またその他のもえるごみ(革製品、テープ類、裁断木材、便を取り除いた紙おむつ等)を
焼却した熱をメタン発酵システムの熱源にする
やっと実験地域がきまり委託住宅を選定し住民説明会を・・・・
ふぅまだまだ道は遠い
しかしおかしいのだ、アルミ缶とスチール缶は現在は混在OK。隣のもと豊科町では分別回収している。アルミ缶は高値で引き取られるからだって・・・・・
バイオより缶が先だと思うけど
今日は面白くない記事とぼやきでした。最後までお付き合いくださりありがとうございました

おまけ
手作り生ごみコンポスト作ろうと思っていまだ実行していない、とほほ・・・・
挿していた花や雑草、枯れ木は庭の空き地に穴掘って埋めてます
コメント
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