蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

作庭

2007年07月14日 | 暮らしの積み木
図書館で借りた『夕庭』  朝日新聞社刊
文・作庭  丸山健二
撮影    荻原正美

 樹木・花・庭越しの北アルプス写真もすごいぞ

かなり硬派の作家です
23歳で芥川賞を受賞した1943年生まれの長野県出身。で現在は安曇野のとなり大町市に居を構える。
「350坪の庭に、もしかしたら著作業より力こぶかもしれない作庭」と窺える文と写真です。
小説を庭のようにして作り、庭を小説のようにして作る(本文引用)
数ページ読んだけど肩が凝ってきた
彼の作風をまとめると
”庭は広さではない。情熱・出会い・センス・色調感覚・バランス感覚が大切である”
小さな庭でも愛情込めて手を抜かない!といわれても、丸山さんのような根性を持ち合わせているヒトはそうそういないと思う。が私には学ぶべきこと多し。
・山野草ばかりでなく園芸種にも見るべき目を持つこと
・花の名前をたくさん覚えるより、その花の周りの風景や存在感を感じ取ること
・白といっても多種多様の白がある(白い花が好きだから)
・雑木林風が好きでも、ごちゃごちゃと植えればいいという感覚ではダメ
・最近植えた”しゃくなげ”は、絶対炎天下にさらしてはダメダメダメ
など
まだ読んでる途中だけど、ターシャ・チューダーさんの庭作りの方が
私には向いているような気がする・・・・・

余談
↓春の散歩道で撮影し、マイピクチャ”調査中の木・花”ファイルにお蔵入りだった画像
パラパラとページをめくっていたら、よく似た花があった。原種チューリップのようだ。
下を噛まないように------「トルケスタニカ」に似ている
または「タルダ」かも知れない
合ってるような違うような、きっと似た種類がいくつかあるんじゃないかと思う。
違っていたら教えてください



本文から引用
植物の出会いもまた人間のそれに似て、常に運命的である

困った難ありコメントやトラックバックも、出会いだとは思うけど
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コメント
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