奥へ奥へと神に近づく道?
修理の椅子運搬のついでの立ち寄り湯は、安房トンネル入り口下辺り。
平湯温泉街からはずれた山の中の標高1500メートルの湯。十分秘湯気分だ
1400年の歴史があり(番小屋の話)、武田信玄の隠し湯でもあったという。
?温泉入湯券ではない
「不動明王 神の湯」と表現する場合もあるようで、不動明王を鑑賞するだけなら300円ですって(番小屋の話)
いずれにしても”仏教の信仰対象”と”神”が同居するありがたい露天風呂ではある
傘があるということは・・・
距離はさほどでないが勾配はある、女湯は奥。頑丈そうな造りである
脱衣室。棚や腰掛の材は以前のものを使って建物を改築した感じ
いいのいいの許せる。洗い場なんてないの、丸太を削っただけの掛け湯用バナナボート
石造りのワイルドな湯船に、やや黄味を帯びた白い湯が漂う。
湯温熱からずぬるからず、ほんのり硫黄の香りもある。
最後まで貸切風呂
ところで不動明王がなぜここにあるのか?
疾病破壊・疾病治癒の仏として、温泉のそばで信仰の対象にしたのかも知れない。
番小屋の話では、明治の前にどこかからか持ってきて据えたとのことだ。
向いの谷筋は深い緑の中
沿道には可憐な野草がたくさんあったが、個性派の2種
花名判明せず
フジアザミ
番小屋前のバナナボートには、「お帰り~」とラムネ、ビール、とまと、キュウリが冷えていた
無休
500円
駐車場あり
他に鍵のかかった岩風呂、貸切風呂があり、1000円/40分/人