蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

風性と土性

2009年06月22日 | つれづれ思うに

この春咲いたれんげは一昨年秋に播種したものだ

しょぼいが思い出に残る花となった

信州大学の名誉教授玉井袈裟男さんが6月11日に亡くなられた。
------本日の市民タイムスのコラム「みすず野」から抜粋
新たな活力や文化の創出を願った『風土舎』は
「風性の人ならば土を求めて風になれ。土性の人ならば、風を呼び込む土となれ」(詩集から命名)------

長野県に移住後、毎朝刊地域紙「市民タイムス」のコラム記事から、玉井教授の静かな活動『風土舎』を知り、影響を受けたことがふたつある。
私自身は風性にも土性の人間にもとてもなれないが、教授から自然への感謝や畏敬の念を抱くことを教わった。

里山を歩き、散歩道から見える山をひとつづつ登り始めたこと。

”れんげの花咲く里づくり”に触発され、自分なりのれんげを咲かせようと決めたこと。作れないがれんげ米の存在を知ったこと。
家庭菜園で、格闘しながらも土に親しむようになったこと。

ありがとうございました。
コメント (2)
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