蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

佐久の花

2006年01月17日 | つれづれ思うに
お酒特に日本酒のラベルがすばらしいと常々関心をもっている。
収集したいほどだが、大酒のみではない

「佐久の花」というお酒をご存知ですか?あまり見かけないと思います
わが家族に1名いる酒豪が言うには、とにかく旨い。
松本では多分ここだけじゃないかという山屋酒店へ行く。
 JR大糸線 島高松 松本駅から3つ目です

松本市島内高松2359-7  TEL:0263-47-3314
道順は説明できません。常念岳が見える田んぼの中の酒屋さんです



これが目印
写真左:道路わきののぼり  写真右:樽の上の空き瓶

佐久の花酒造で聞きました
なぜ販売している店が少ないのですか?
創業明治25年から変わらず、機械を使わない製法で造っている。つまり大量生産出来ないので、長いお付き合いの小売店さんに品切れの迷惑をかけぬよう、販売店を増やしていない。いや増やせない!
ときっぱり


佐久の花酒造株式会社正面玄関 訪ねて行きたい社屋です
ところで味はどうだって?冷酒で飲みました。辛口だけどほんのり甘くて・・・

間隔が短いひとつ松本駅寄りの島内駅には松本市音楽文化ホールがあります。
ここはサイトウキネンフェスティバルの会場にもなり、立派なパイプオルガンがドーンと座っている。
沿線沿いに白壁の大きい建物でチラッと「吹きガラス」の看板が見えました。何だろう、一度下車して探検にゆこう

余談ですが、JR大糸線は北アルプス線ともいいます
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信州のひとつのへそ 松本駅

2006年01月16日 | 駅&鉄道
長野県には大きな駅がふたつ。
北信(飯山や野沢など)地方へは長野駅が玄関口となり、上高地や安曇野・白馬方面への入口駅はJR東日本松本駅である

 さて松本駅
改札へ上がる正面階段の左にこの表札があります



初めて松本駅に降りたのはいつだったか?思い出せないが、表札だけは鮮明に記憶している。
実にいい字だなぁ・・・と。松本が好きになった瞬間である
この度改めて表札の撮影に行ったのが上の写真。表札のたどった歴史が明記してあり
・明治35年6月15日 篠ノ井西条松本間開通により開業。
・昭和17年4月1日 改築された2代目駅舎は22年2月4日焼失
・資材不足に泣くも 昭和23年4月28日再建された
 その折、駅舎の落成記念にと、当時南安曇郡豊科町(現安曇野市豊科)在住の
 曽山 環翠先生の揮毫(きごう)木彫による表札を正面に設置。
 昭和53年の松本市でのやまびこ国体開催を機に老朽駅舎を改築することになった
・昭和52年9月1日駅舎取り壊しとともにお蔵入りとなる
・昭和60年7月市民からの要望で駅のシンボルとして掲げられた(推進団体に感謝!)

この駅にはもうひとつ名物?があります
到着を知らせる女性の自動アナウンス「ま↑つもとぉ~」
独特のイントネーション(節回し?)で、一度聞くと忘れない響きだ。

JR東日本長野支社企画課K氏に聞きました
20年以上前に松下電器自動放送システムを導入する際、プロのアナウンサーに依頼して今も採用している。ちなみに長野駅のアナウンスも同じアナウンサーだということですが、こちらは標準的なイントネーションなので、気づかなかった。

気になるレリーフもある



「お」はお弁当のお、手前の看板は時刻表の立看板。3階改札口入ってすぐ左の駅弁屋台の後ろにある壁面レリーフがかわいそう!
実はこれも駅のシンボルとして輝いていた「カモシカ」のレリーフの一部分がみえているのだ。
鉄平石のモザイクは大らかな素晴らしいデザインのレリーフである。大きさはおそらく3×4メートルくらいはありそうだ。
これについてもJR東日本長野支社に聞きました

昭和24年当時の駅長が松本博物館長に相談し、九州の故松本画伯に制作していただいた美術作品だったのです(ずっと以前の市民タイムスに掲載記事から抜粋)
なんてもったいないこと!故人もさぞかし悲しかろう。

市民タイムス2006年1月1日発行の記事から
現在大掛かりな改装中で、橋上駅舎になる。今年6月には西口と東口を結ぶ広い自由通路が出来る。通路と西口(アルプス口)広場の完成は平成19年の市制施行100年を目途にし、その後東口(お城口)の再整備がされる。個性を埋没させない造りであって欲しい


あの表札と壁画レリーフとアナウンスのReuseを切に願う
特にレリーフは高さを充分考えて大いなる構図を生かして欲しい


次のblog停車駅は「島高松」
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おぉ白鳥な一日

2006年01月13日 | 安曇野とその周辺
気温は上がりつつある.。午前6時0℃がつづく

長野県と新潟県にまたがる秋山郷が豪雪被害で大変です。ここだけではなく、日本海側、山形も被害が出ている。迅速な対応を頼みたいものだ。
応援句
豪雪も / 明けぬ夜はなし / 明日を信じて(俳句を始めた友人に触発されて・・・・)

白鳥も気になる
安曇野市穂高狐島の田んぼに(たぶん)200羽くらいが遊んでおり、
御法田遊水地や犀川ダム湖から飛んできている混成チームである。

写真左:「遠くの山は安曇野のふるさとと呼ばれる常念岳です」と書きたいのだが
遥かかなたにうっすら。

カモにも目が離せない
御法田遊水地のカモはシンクロがお好き!もぐりカモとよばれているそうだ
望遠を持たない私のカメラでは、御法田遊水地(明科)の方が撮影しやすい



穂高の図書館に「スワンが来るころ帰るころ」(郷土出版社刊)がありました。
厚さ3センチ A5版 410ページ
釣の錘や散弾による鉛中毒被害が後を絶たないと、美しい写真と共に
報告されています



副題に「犀川・白鳥湖物語」
・長野県内の主な白鳥飛来地は犀川、御法田、諏訪湖。
・安曇野への初飛来は1984(昭和59)年、およそ20年前の午前10時ころ、
 5羽のファミリーが明科へやってきた。
・次のシーズンにマガモと白鳥が犀川ダム湖へやってきた
・あるぷす白鳥の会などボランティアに支えられている
・2002年12月中旬 飛来数1000羽を越える
・「どうぶつの病院」という名の野生動物の駆け込み診療所の大きい存在
鉛中毒事故との闘い!
  どうかハンター・釣り人の皆さん、白鳥の近くでは遊ばないでください。


今から続きを読みます
それにしてもカメラの腕を上げたい!!!
コメント (3)
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LOHASな私?

2006年01月12日 | つれづれ思うに
最近よく聞く言葉に「ロハス」があります
Lifestyles of 「Health and Sustainabilityの頭文字をとったものです。
意味としては”健康や環境に配慮し、持続可能な社会を志向するライフスタイル”のことです」と紹介されている。

「エコ」も似ていますが、エコよりもっと視点を広げ、自分自身が積極的に関わってゆく・・・と私は解釈しました。
エコは企業や商品やスーパーマーケットなどが私達に『さぁどうだ!エコだろう!』と呼びかけているような印象をもっています。
「ロハス」は自らが積極的に関心をもち、出来うるコト・モノを実践してゆく姿勢(ライフスタイル)とでも言おうか。

おっとそうでした。もっと分かりやすい表現が下記にあります
LOHASという言葉を、2002年に日本ではじめて発表した人のブログです
LOHASのすすめ

安曇野に住んでみて、自然と環境は勿論住居・食事(農産物などの素材)・地域の人々の生き方など学ぶことはいっぱいあります。
ひと言にまとめると「もったいない」に繋がるのではないか?モノも時間も考え方も・・・・。知恵を出し合って生きる!

関心をもって、しかしマスコミや売り込みの挑発に踊らされず今後の動向を見守ろう思う。
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風呂が沸かない!さあ大変

2006年01月11日 | 暮らしの積み木
寒い日が続くある日、いつもの手順で風呂の用意をするがエラー表示になった。
エコキュート採用の給湯式である。勿論エラー日前日までご機嫌、キッチン・洗面のお湯は今日も快調である。
使用説明書を読むと
「気温3℃になったら浴槽から湯を抜かず、次回沸かす直前に脱水すること」とある。つまり給湯パイプが凍結したのだ
3℃といえば11月中旬くらいの気温。では今までよく頑張ったなぁ(12月の初寒波到来も乗り切ったではないか!)ということになる。
が、逆にもっと早くSOSサインをだしてくれれば良かったのにと、ぼやく。
早速設備業者に電話するも、8日まで正月休み。年末年始の客人には影響がなくてホッ。
結局数日を近くの温泉へ行った。車で10分も走れば温泉があるので助かるが

写真左:掃除機みたいな修理道具
写真右:蒸気を送りこんで、浴槽への給湯パイプを暖めて無事開通


やれやれ30分でメンテナンス完了。パイプに厚手のバスタオルをかけて再発を予防する。
しかし不思議である。寒冷地対応になっているはずだし、一般給湯は問題ないのに・・・・

○とりあえず浴槽の湯をぬかず、次回沸かす直前に水を抜き清掃して沸かすこと
◎少しでも凍結予防のために板囲いを考える
課題が残った

新しい設備や道具の使い始めは、しっかり使用説明書を読むことを学んだ
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白鳥にも寒波の影響が・・・

2006年01月10日 | 安曇野とその周辺
10日 晴天に恵まれるが相変わらず気温は低い
9日午後7時前の信州限定ニュースの中で、こんな報道があった

犀川にやってくる白鳥が今年は2000羽になっているという。日本海側の寒波の影響で南下し犀川に集結しているのだ。
確かに「毎年およそ1000羽の白鳥が・・・・・」と聞いていた。
写真左:05年12月27日 豊科IC付近の犀川飛来地の案内板
写真右:06年1月8日  明科付近 御宝田飛来地の案内板


しかし今回初めて2ケ所へ観察に行き、どちらも午前6時半の飛来数9××羽と看板に記載されていたので、
あらっ?とは思ったが、合計数なんだと勝手に理解していた。
今夕のニュースで納得!芋の子を洗う状況がめに浮かぶ。
白鳥の人口密度は小さくなって大変だろう。そしてカモのシンクロはますます過激になりそう
逆さまにダイブして餌をついばむカモ達



9日の朝刊に「コハクチョウ鉛中毒死 釣り針・錘のむ」の記事もありました
鳥の周辺での釣りは自粛して、みんなで大切に見守りたい

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安曇野の雪景色

2006年01月10日 | 安曇野とその周辺
相変わらず外気温は低いが、風・降雪なく里は少しづつ雪が溶けてきた
新潟県との県境秋山郷は積雪4メートルで、村が孤立したとテレビに映る
暖かい部屋でのんびり観ているのが憚られる
冬があるから、春の素晴らしさを待てるのだと北信の人々はいうが、今年ばかりは・・・

8日午前中
安曇野の東側の丘(池田町)中腹からの景色が素晴らしい
雑誌やWebでうっとりするほど美しい写真が掲載され尽くしているので、今更ではあるが、自分で撮ってみたい。
青空が望めないまま車を走らせる



翌日少しの青空を見つけて再び走る
写真左:有明山を背後に安曇野の平野
写真右:大町方面の北アルプスを背景にした安曇野の平野

う~んカメラのせいばかりではない
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御法田遊水地の白鳥飛来地へ

2006年01月09日 | 安曇野とその周辺
1月8日外気温午前6時 -10℃
新雪なし
晴れてきたがやや曇天、しかし思い立ったが吉日で9時半に出かける。

JR明科駅の近く、飛来地に行く手前の小川の水の美しさに車を止める
そういえば御法田にはわさび園があったはず。



白鳥とカモの共存共栄
写真左:10時現在この数字羽はいない。朝6時半頃にとうてい来れない
写真右:やっぱりカモのほうが多い

写真左:餌を投げ込まれて、カモのシンクロ始まる
写真右:係員さんがわざわざトンビの餌もまいてくれて「ほら飛んでるところ撮ったら?」と大サービス
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あたらしい知人の輪

2006年01月07日 | 暮らしの積み木
「畏友と呼びうる友をもつことは、人生の至楽の一つといってよいだろう」と書いた紙が
ずっと文具箱の中にある。
いつどこで入手したか記憶にないが、なぜか捨てずに置いていることや物はありませんか?
ついにネットで調べてみた。続きがあって、
「つまり、畏友とは自分が常に『及びがたし』との考えを抱いている親友のことだ。」森 信三氏の言葉とありました。

友ではないが、安曇野に来て以来すごいな!と思える人々はたくさんいます。大工さんたちは勿論、地元の生活者の人の中にも・・・・・
その中で最近出逢った

その1
不思議な縁があるものだ。
隣村松川に昨年米作りをはじめた、神奈川県出身のIターン脱サラ農家の若夫婦が
住んでいる。
妻のshiさんは、私の大阪の勤務先で同僚だったM嬢と、数年前に松本市入山辺の山荘ピリカにて、
同宿の縁で飲み明かしたことがあると後で知った。

昨秋その友人M嬢が、偶然ふらりと山荘に来たのがわかり、2泊目を自宅へ招待して、
その不思議が溶けていったのである。
M嬢は細い体でキリマンジャロを走破し、おの体験記を小冊子にして配っていた。その新鮮さが現在私のHP旅紀行や建築日記を書くきっかけとなった。
縁は人を元気にする

米作り1年生の浦部さんのこと
写真左:有明山のふもとで米作り  
写真右・田んぼのアイドルアイン君はスタンバイOK!

「生産者として消費者の安心の為に農薬は極力使用しないほうがよい」
「松川村では慣行栽培で使用する農薬の基準を厳しく制限されており、減農薬米のレベルで生産している」
「肥料は有機肥と化成肥を組み合わせて使用する」
を実践して、100%コシヒカリを全て自家精米しておられます。
注文の際は、予約しておくとよりいっそう精米直後のおいしいお米を得られます。
電話:0261-62-1241 e-mail:azumino^rindou@r8.dion.ne.jp

その2
安曇野には都会からやってきた芸術家やクリエイター、生産者、レストラン・こだわりのショップなど、
聞くところでは100人はいるそうです

最近お世話になった、ちょっと風変わりな家具職人井上さん
広島からのIターンで、安曇野に少しくたびれた工房を構えて7年だそうで、手作りの棚や
工具掛けなどが処狭しと並んでいる。
風変わりな印象は、たぶんの~んびりした話し方とその人柄による人脈からきているのかもしれない。



昨年末、25年愛用のテーブルがいよいよガタがきた。トラブルの原因は引越し時にさかのぼる。
強力接着剤でだましだまし足を補強していたが、もう限界。棟梁の人脈に頼って、彼がやってきた。
年内納入の家具制作で忙しい!と言いながら12月24日午前中に仕上げてくれました。
工房を見学したいので、車で受取に行った次第。我が棟梁の技術の高さを褒められいい気分。
しかし仕上がりを見ると、美しすぎる修理の出来栄えに彼の技術力にも感服

写真左:さかさまのテーブル。修理箇所がわからないくらい美しい仕上がり
写真右:X-TRAILは薪だけでなく150×90センチのテーブルを運ぶスグレ車。右が井上さん

山の中腹の古ぼけた工房でほんわかした1時間でした。「端材がいっぱいあるよ。何か作りにおいで!」と
本気にさせる一言も。「いいのかい?」
とりあえずテーブルは大切に長く使います
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有明山神社へ参拝再び

2006年01月06日 | 安曇野とその周辺
外気温午前6時ー10℃が続いている
降雪のない日のほうが気温が低いようだ

昨年の矢羽とお守りを有明山神社へ返納にゆく
人出は元旦に比べて少ない

写真左:有明山神社。鳥居から山門まで13本の立派な黒松が並ぶ
写真右:裕明門(信濃裕明門とも呼ばれる)「日光の陽明門に似せて作ったといわれる桜門の彫刻と
神楽殿の天井画が特に見栄えある」と説明があるが、縄がプラスティックのようなポリ素材なのが
残念である。最近は他所の神社でも見かけるが、ここは藁で編んで欲しいところ。
しかし「それを言うならあんたが編め」といわれても困るし・・・

矢羽を返納箱に収める
写真左:昨年の矢羽の絵馬は鶏モチーフ 酉年だったから当然
写真右:今年の有明山の絵馬は・・・ 鬼(ゆかりの八面大王、ということは毎年同じ絵馬?)

鳥居の前に、水車小屋のあるそば処「くるまや」があります
この界隈に一軒の蕎麦屋さんだが、人気は↑、価格は↓。独占にありがちな高慢ちきもなく、
リュックを背負った登山者も、ご近所さんも、背広姿の紳士も、制服のOLさんも、作業服の
職人さんも・・・大入り満員である。そばは機械切りでなく、手きりです。
時々太さの違うそばが混じるのはお愛嬌。
写真左:正面玄関。この右横に水車がある
写真右:安さが読めますか?ぜひお店で。八幡屋礒五郎の七味があれば、間違いなくおいしい蕎麦の店です!

味を愉しむ人にはザル
腹ごしらえをする人には二人前ザル
そば好きな人には三人前の大ザル
そばなしでは生きられない人には五人前強の気狂いザル
・・・・・・・どうぞご賞味下さい(旨どころ情報誌から抜粋)

いかにもご近所家族とおぼしき人は、「じっくり煮込んだ馬もつ」小鉢を注文しています
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