蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

除雪車再び登場

2006年01月04日 | 安曇野とその周辺
3日の昼12時頃
昨夜からの降雪で我が家は積雪10センチ以上になった
しかし40センチ以上積雪の白馬方面からの電車が、穂高駅で20分遅れだった
(12月の寒波襲来時は大町~小谷間が一時通行不能だった)
駅員は場慣れ気味に、何度も到着時間変更のお詫びをアナウンスする。
待合室の面々は「しょうがないわさ」の面持ちで冷静に待つ。
遅れを取り戻すためにスピードアップの必要はない。春と最近のJR事故もまだ記憶に新しい。

写真左:まもなく到着の電車を待つホーム 
写真右:やっと到着の車両には重そうな雪


駅舎外の看板に「景色もおいしい安曇野です」 今日の観光客にはちょっと辛いかも



午後3時頃 除雪車がやってきた。
やはりでかい!前輪の直径150センチ 後輪の直径200センチはあろうか
チョロQならかっこいい絵になる形ではある



自宅の庭回りを除雪するのに小道具はこの二つ



なかでも右のほうきは、先が斜めにカットされたスグレモノです
竹ぼうきの代わりに勧められた「プラ竹ほうき」 色は気に入らないがこれ一色のみ。
安曇野のようなサラサラ雪には大変使い勝手がよろしい。
1,575円/本、穂高駅前の荒物やさんにて購入。
ラベルを読むと用途は「ゴミ・砂・ドロ・水・落ち葉掃きなど」と書いてあり、
メーカーは、新潟・三条 (株)コンパルでした。
新潟の水分を含んだ重~い雪にはたぶん対応できないだろう

写真左:あっという間にこのとおり
写真右:その傍らを覗くと、五色かずらが厚い雪の帽子を被り頑張っていた
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木魂の声

2006年01月03日 | 暮らしの積み木
古民家に住み始めて5ヶ月になる
勿論住み心地満点である。柱を抱き、漆喰の壁に頬ずりしたくなるほどだ

屋内で最近特に木の声を聞く。あえて"木魂"と呼ぼう
音質は
ピッ
ピリッ
チッ
チリッ
カーン
カクッ
ド~ンとトーンの間くらいの高音
ド~ンとトーンの間くらいの低音
建築当初より棟梁から聞いていたので、慌てることなく愉しんでいる
使用している無垢材は松、ひのき、杉、栗(ほんの一部の梁)
棟梁から説明を聞いた。
音質が細く高いのは、目がつまっているヒノキから聞こえる
杉や松は比較的低音である
長年使っている古材は、音も重厚だそうである



棟梁の家も同じように古材と無垢材で、すでに築20年以上になるが、今でも音がすると言う
音の正体は
①湿気と乾燥の関係で、まさに呼吸し生きているのだ
②現在ある割れ目が広がったり狭まったり、水分が出たり入ったりして音を出す

自然の木の証なのだ

周囲が昼夜問わず静かなので、なおさらである
余談だがその他の音には
ソヨゴ(常緑樹)の赤い実を食べに来る鳩より小さい茶色の鳥は、てっぺんの枝に止まって
「ビービー」と鳴く(ヒヨドリのようだ)
「おいし~い」「ゴッツアンで~す」お礼の挨拶と理解している
えさ台も設置したことだし、ここは気長に来訪を待ち、鳥の鳴き声も鑑賞したいものだ
庭で風向きの加減か、遠く大糸線の電車の走行音と流れる小川の水音も聞こえることがある
太陽が当たると枝の雪が溶けてバサッと落ちたり、風もないのにハラハラと雪が舞い、
おっまた降ってきたかとぬか喜びしたりする

その上の余談に湿気関連で、結露の話
マンション時代は、現在のような寒さになったことはないが、冬は結露が多かった。
体に異常を感じることもなく30余年を過ごしてきたが、この住宅では全く結露は見られない。
湿度は30~60%(部屋による)

写真の光っている部分がペアガラスの厚み


サッシはトステムの「サーマルⅡ」 勿論ペアガラスで空間は12ミリ。
縁の材質は室内側が樹脂、外側はアルミ製でこれが結露を防ぐ効果があるという。
今後、結露を心配される方にはお勧めです。
さらに吹き抜けのリビングの空気が流れているのも、湿気を出さない効果あり。
カーテンは使用していないが、障子建具やロールスクリーンも暖房効果があります

いいことづくめだが、コンサートや映画へ行くのがだんだん億劫になってきたのは、
困ったことである
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おめで鯛

2006年01月02日 | 安曇野とその周辺

あけましておめでとうございます
今年が皆様にとって一番楽しい1年でありますように!

お正月は何はさておき、まず初詣。もちろん有明山神社へ
特に信仰心が篤いわけでもないが、例年近所の神社へ初詣

写真左:茅の輪 大祓いの神事は、全国の神社で6月と12月大晦日の2度行われる行事
     輪を左→右→左と3度くぐり、罪や穢を祓って新しい年を迎える
     ”全国の神社”とあるがはじめての経験です。
     由来や作り方は上記サイト参照してください。   
写真右:雪中に埋もれた有明神社再興の祖像(高さ約2メートルの台の上)
くぐり方を勘違いして、左→右→左を3度まわって目がまわりました。
これってご利益があるのだろうか?   

境内への道すがら面白いもの発見
写真左:よく見るゴミ収集場所の掲示板に、しめ縄がガムテープで貼ってある
写真右:元旦からガンバル喫茶店。あたりに人の気配は感じられなかった

カーブを描くつらら
原因が風なら全部カーブするはずなのに・・・・なぜか1本だけ




ところで鯛はどこに?

ウィーン菓子工房 リリエンベルグの「おめで鯛」です
スィーツの達人お勧めの、この時節ならではのこだわりのパイです
(栗はしっぽまで入っていませんでした)
電話予約や宅配はありません。作るのも買うのも真っ向勝負の一品です



パイの中身は、バターたっぷりのアーモンドクリームと熊本産早生栗の渋皮煮
目玉はチョコレート製、台紙は金色
そこで厳かにケーキカットとなりました



3サイズ:縦28センチ 横18センチ 厚さ4.5センチ
体  重:残念ながら計測忘れ
あっさりした甘さに栗がおいしくて、一気に4人で平らげました
鯛の体重はわからないが、私の体重は確実に増えたことだろう
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