星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

未来、、をはこぶ。

2005-12-07 | …まつわる日もいろいろ
X'マスに向けて、書こうかな、と
思っていたのだけど、、、きょう書きましょう。

先日ちらっと書いた本、
シュペルヴィエルの短篇集『海の上の少女』から、、(表題作もとても美しい作品でしたけど)
「秣桶の牛と驢馬」という作品のはじまりの一文を。

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 ベツレヘムへの道、ヨセフに引かれて驢馬はマリアをのせていた。彼女が内に宿すのは未来だけだったので、重くはなかった。

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 未来を運ぶのは、重くない。。 そう感じていたいし、、、そう信じていたいものね。。