今年のネタは今年のうちに。。
と、、それにしてもヘンテコな映画たくさん見たなあ。
ふたりで見たもの、独りで見たもの、、もうタイトルも忘れたもの、、
これ以外にも涙した沢山の映画もありましたが、、
変わったところで。。
シックス・ストリング・サムライ
キング・エルヴィス亡き後の荒廃した世界をロケンロールで救うべく、ヴェガスを目指す子連れギター侍。。遮る者をバッタバッタと斬り倒し、、。マッドマックスとGO! GO! LA混ぜたみたいなノリ? 頭イタクなる位、ヘンテコな映画でした、、好きだけど。
The Crow 4: Wicked Prayer
エドワード・ファーロング君が、「ザ・クロウ」の続編に出る、というのは以前に書きました(>>)な、なんと、それを撮る監督が、↑の〈ギター侍〉を撮った人、、、The Crowファンとしてはなんだか心配になってきました。とはいえもう公開も済んで米国ではDVDになっているそう。日本盤DVDがちゃんと出ますように、、。
GO! GO! L.A.
今更、、ですがカウリスマキ監督は好きです。アキ・カウリスマキ監督のレニングラードカウボーイズ作品も大好きです。ここにも彼ら出てきます。このヴィンセント・ギャロもいい味です(脇役です)。主役の、英国から来たお兄ちゃん(すでに名前失念)、コメディもシリアスも巧くて、ひょろひょろときょろきょろの風貌が素敵! ジョー・ダレッサンドロ、ジュリー・デルピー、アヌーク・エーメ、そして『デッド・マン』のジョニー・デップ、、と見どころいっぱい。
ディフェンダー
・・・なんだっけ、これ(既に思い出せない)、、はいはい、ドルフ・ラングレン監督主演作品ですね。大好き、なわけではないけど、しょうもない作品でも結構見てる。これは欧州人としてのドルフが、対イラク戦への米国の対応におそらくNoを娯楽作品の中で言いたかったんだろうな、という、見方によっては大変真面目な映画。イスラム社会版「戦争の犬たち」を意識したのかもしれないけど、あの映画のような解決には至らなかった、、ドルフって頭良すぎる人だから、荒唐無稽に出来なかったんだろうな。
ブラック・スコルピオン
これもドルフ・ラングレンですね。この作品好きです。でも、この日本盤DVDのジャケ、、これ嘘です。映画の中のドルフは、こんな板前さんみたいな髪型でなく(これってレッド・スコルピオンじゃん)、、ホントはこちら↓
Direct Action
こちらが実写のジャケ。珍しいドルフのさらさら髪。。強面の刑事さんが、新米のおきゃんな女の子と組まされて、、っていうお約束映画ですが、ドルフが真っ赤なジャンパーをずっと着ていて、妙にシャイで、弱き者にはとっても優しくて、、。
処刑人
本当に書きたかった作品はコレ! 今年見た中で最高の傑作アクション映画!(作品は新しくはありません)。この処刑人のポスターはよく見たよね。でも殺人もの、、はなんかイヤだったし、、でも、ちゃんと手にとってみて良かった! 確かにふたり(兄弟)は必殺仕事人なんだけど、描き方が現実には有り得ないくらい(コレって大事)、いかしたファンタジーに溢れててスタイリッシュで、動いてる兄弟はもう素晴らしく恰好良くて表情がやんちゃくれで可愛くて、衣装もお洒落で、何もかも最高。お兄ちゃんがマイケル・ビーン顔で、弟がショーン・ビーン顔と言えばどちらがどっちか判るかな? お兄ちゃん=ショーン・パトリック・フラナリーは、そうそう、若き日のインディ・ジョーンズをやってました、あの彼です。そして、弟ノーマン・リーダスは、そうなの、プラダやダーバンのモデルさんでもありました。前にダーバンで貰ったカタログに彼が載ってた! 渋くキメててもっと中年に近く見えて、ショーン・ビーンに似た人だなあ、と思ってたけど、ここで演技してる彼は、可愛い悪ガキ。ふたりとも本当に表情が生きてて、、弟や仲間の危機に、お兄ちゃんが顔まっ赤にして、青筋立てて泣き叫ぶところなど、、すごくピュアで涙しました。
2人とも敬虔なアイリッシュのクリスチャン。原題は、、「頑丈な聖人」? ん、確かに頑丈なふたり、、兄弟喧嘩しても、痛めつけられても。
スタイリッシュなふたりの更に上を行く、驚異的な演技を見せてくれたのが、、ウィレム・デフォー!! デフォーという俳優さんに出会ったのは、言うまでもなく『プラトーン』でしたが、裸で煙草(麻薬)ふかしながらニヤリと笑う顔に「キース・リチャーズだ!」と思ったのが最初。ここではキースとは違うけど、史上に残る熱演。涙流しながら転げまわって笑わせてもらいました。。最高。

やっぱり余りのカッコ良さに、続編が決まった?、、とかで、オフィシャルサイトもあるのですが、、なんと、今年の2月にノーマン・リーダスが、R.E.M.のコンサートを見た帰り、事故で大事な顔面を痛めてしまったのだそう。。弟よ、、お顔半分ダメでもいいから、続編に出てくれるのを待ってます。
The Boondock Saints Official Site >>
↑今、、クリスマスバージョンで、、兄の写真に赤いサンタ帽が被せてあったりして、、お茶目なサイトだわ、、ウィレム初め、出演者みんな、めちゃめちゃお茶目で大好き。
パウダー
その、頼もしいお兄ちゃん、、ショーン・パトリック・フラナリーが高校生役で(!)繊細な表情を見せてくれる映画。パウダーのように真っ白な男の子、、、で、作品としては「シザー・ハンズ」のように異種な者の哀しみと愛、というのを描こうとしたのだろうけど、やや見世物趣味が鼻につく。アルビノの人を特殊に見てるみたいで、映画としてはキライ。
ただ、ジョニー・デップと同様、、眼の表情でとても複雑で壊れそうな心理状態を演じるのは難しかったろうな、、彼は巧い、です。さらに、、この映画で最も素晴らしい発見が、エイリアンなどに出ていたランス・ヘンリクセン。死に瀕した妻を思う保安官役。SFじゃなく、シリアスなドラマでの名演をもっと見たくなりました。
グラス・ハープ 草の竪琴
トルーマン・カポーティの映画が公開されると、某姉のブログにもありましたが、こちらはカポーティの自伝的小説が原作。エドワード・ファーロング主演、というのはなるほど適役です。共演者もウォルター・マッソーやジャック・レモンや名優揃い。ショーン・パトリック・フラナリーも、ファーロング君が憧れる野趣溢れる兄貴的存在を好演してます(やっぱりお兄ちゃんだ)。
カポーティは、、最初に接した状況のせいか、読まず嫌いをしてしまったけど、『遠い声 遠い部屋』には惹きつけられたものがあって、、南部での少年期を描いたこの『草の竪琴』などの作品群、、ぜひ読もうと思ってます。
ハリウッド産業は低迷、だそうだけど、、劇場公開もされなかったような映画でも、、いいものたくさんあるし、、かと言って自分もレンタルに頼ってしまうけど、、でも、いい作品を〈見る〉のは大事だよね。
と、、それにしてもヘンテコな映画たくさん見たなあ。
ふたりで見たもの、独りで見たもの、、もうタイトルも忘れたもの、、
これ以外にも涙した沢山の映画もありましたが、、
変わったところで。。
シックス・ストリング・サムライ
キング・エルヴィス亡き後の荒廃した世界をロケンロールで救うべく、ヴェガスを目指す子連れギター侍。。遮る者をバッタバッタと斬り倒し、、。マッドマックスとGO! GO! LA混ぜたみたいなノリ? 頭イタクなる位、ヘンテコな映画でした、、好きだけど。
The Crow 4: Wicked Prayer
エドワード・ファーロング君が、「ザ・クロウ」の続編に出る、というのは以前に書きました(>>)な、なんと、それを撮る監督が、↑の〈ギター侍〉を撮った人、、、The Crowファンとしてはなんだか心配になってきました。とはいえもう公開も済んで米国ではDVDになっているそう。日本盤DVDがちゃんと出ますように、、。
GO! GO! L.A.
今更、、ですがカウリスマキ監督は好きです。アキ・カウリスマキ監督のレニングラードカウボーイズ作品も大好きです。ここにも彼ら出てきます。このヴィンセント・ギャロもいい味です(脇役です)。主役の、英国から来たお兄ちゃん(すでに名前失念)、コメディもシリアスも巧くて、ひょろひょろときょろきょろの風貌が素敵! ジョー・ダレッサンドロ、ジュリー・デルピー、アヌーク・エーメ、そして『デッド・マン』のジョニー・デップ、、と見どころいっぱい。
ディフェンダー
・・・なんだっけ、これ(既に思い出せない)、、はいはい、ドルフ・ラングレン監督主演作品ですね。大好き、なわけではないけど、しょうもない作品でも結構見てる。これは欧州人としてのドルフが、対イラク戦への米国の対応におそらくNoを娯楽作品の中で言いたかったんだろうな、という、見方によっては大変真面目な映画。イスラム社会版「戦争の犬たち」を意識したのかもしれないけど、あの映画のような解決には至らなかった、、ドルフって頭良すぎる人だから、荒唐無稽に出来なかったんだろうな。
ブラック・スコルピオン
これもドルフ・ラングレンですね。この作品好きです。でも、この日本盤DVDのジャケ、、これ嘘です。映画の中のドルフは、こんな板前さんみたいな髪型でなく(これってレッド・スコルピオンじゃん)、、ホントはこちら↓
Direct Action
こちらが実写のジャケ。珍しいドルフのさらさら髪。。強面の刑事さんが、新米のおきゃんな女の子と組まされて、、っていうお約束映画ですが、ドルフが真っ赤なジャンパーをずっと着ていて、妙にシャイで、弱き者にはとっても優しくて、、。
処刑人
本当に書きたかった作品はコレ! 今年見た中で最高の傑作アクション映画!(作品は新しくはありません)。この処刑人のポスターはよく見たよね。でも殺人もの、、はなんかイヤだったし、、でも、ちゃんと手にとってみて良かった! 確かにふたり(兄弟)は必殺仕事人なんだけど、描き方が現実には有り得ないくらい(コレって大事)、いかしたファンタジーに溢れててスタイリッシュで、動いてる兄弟はもう素晴らしく恰好良くて表情がやんちゃくれで可愛くて、衣装もお洒落で、何もかも最高。お兄ちゃんがマイケル・ビーン顔で、弟がショーン・ビーン顔と言えばどちらがどっちか判るかな? お兄ちゃん=ショーン・パトリック・フラナリーは、そうそう、若き日のインディ・ジョーンズをやってました、あの彼です。そして、弟ノーマン・リーダスは、そうなの、プラダやダーバンのモデルさんでもありました。前にダーバンで貰ったカタログに彼が載ってた! 渋くキメててもっと中年に近く見えて、ショーン・ビーンに似た人だなあ、と思ってたけど、ここで演技してる彼は、可愛い悪ガキ。ふたりとも本当に表情が生きてて、、弟や仲間の危機に、お兄ちゃんが顔まっ赤にして、青筋立てて泣き叫ぶところなど、、すごくピュアで涙しました。
2人とも敬虔なアイリッシュのクリスチャン。原題は、、「頑丈な聖人」? ん、確かに頑丈なふたり、、兄弟喧嘩しても、痛めつけられても。
スタイリッシュなふたりの更に上を行く、驚異的な演技を見せてくれたのが、、ウィレム・デフォー!! デフォーという俳優さんに出会ったのは、言うまでもなく『プラトーン』でしたが、裸で煙草(麻薬)ふかしながらニヤリと笑う顔に「キース・リチャーズだ!」と思ったのが最初。ここではキースとは違うけど、史上に残る熱演。涙流しながら転げまわって笑わせてもらいました。。最高。

やっぱり余りのカッコ良さに、続編が決まった?、、とかで、オフィシャルサイトもあるのですが、、なんと、今年の2月にノーマン・リーダスが、R.E.M.のコンサートを見た帰り、事故で大事な顔面を痛めてしまったのだそう。。弟よ、、お顔半分ダメでもいいから、続編に出てくれるのを待ってます。
The Boondock Saints Official Site >>
↑今、、クリスマスバージョンで、、兄の写真に赤いサンタ帽が被せてあったりして、、お茶目なサイトだわ、、ウィレム初め、出演者みんな、めちゃめちゃお茶目で大好き。
パウダー
その、頼もしいお兄ちゃん、、ショーン・パトリック・フラナリーが高校生役で(!)繊細な表情を見せてくれる映画。パウダーのように真っ白な男の子、、、で、作品としては「シザー・ハンズ」のように異種な者の哀しみと愛、というのを描こうとしたのだろうけど、やや見世物趣味が鼻につく。アルビノの人を特殊に見てるみたいで、映画としてはキライ。
ただ、ジョニー・デップと同様、、眼の表情でとても複雑で壊れそうな心理状態を演じるのは難しかったろうな、、彼は巧い、です。さらに、、この映画で最も素晴らしい発見が、エイリアンなどに出ていたランス・ヘンリクセン。死に瀕した妻を思う保安官役。SFじゃなく、シリアスなドラマでの名演をもっと見たくなりました。
グラス・ハープ 草の竪琴
トルーマン・カポーティの映画が公開されると、某姉のブログにもありましたが、こちらはカポーティの自伝的小説が原作。エドワード・ファーロング主演、というのはなるほど適役です。共演者もウォルター・マッソーやジャック・レモンや名優揃い。ショーン・パトリック・フラナリーも、ファーロング君が憧れる野趣溢れる兄貴的存在を好演してます(やっぱりお兄ちゃんだ)。
カポーティは、、最初に接した状況のせいか、読まず嫌いをしてしまったけど、『遠い声 遠い部屋』には惹きつけられたものがあって、、南部での少年期を描いたこの『草の竪琴』などの作品群、、ぜひ読もうと思ってます。
ハリウッド産業は低迷、だそうだけど、、劇場公開もされなかったような映画でも、、いいものたくさんあるし、、かと言って自分もレンタルに頼ってしまうけど、、でも、いい作品を〈見る〉のは大事だよね。