星のひとかけ

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いざ コンサートホールへ♪: ウルバンスキ指揮 東京交響楽団

2021-11-07 | LIVEにまつわるあれこれ
昨日はミューザ川崎へ。

コロナ禍の世の中になって以来、 通院と日々のお買い物以外で外出したのは 昨年秋のウィーンフィルただ一度。。 しかもウィーンフィルの時は怪我をしていて杖なしには歩けない状態だったので もう決死の覚悟でした 悲愴と言ってもいいくらい。

お洒落してお出掛け… なんて気持ちになれたのはコロナ後初めてです、、 パンプス履いたのも2年ぶりくらいで歩き方もおぼつかない感じでした(笑

でも 嬉しかった~~。 やっとやっと 街の景色を楽しみながら歩けること。 コンサートホールのかがやきに浸れること。 オーケストラの生音に触れられること。 


ウルバンスキさんの指揮は 今回で4度目です。 最初は2016年の東響さんでチャイコ4番、 つづいて2017年 NDRでツァラトゥストラ、 2018年東響とのタコ4番、、 どれも驚きの演奏でした。 

ウルバンスキさんの明解に指示をとばす指揮ぶりが素人の私には心地よかったのと、 いろいろ予習で聴いていったCDなどからは想像もつかない、 いろんな音色を引き出してくれる、 え? これが? という驚きをいつも与えてくれる、 そういう部分にすごく魅かれてウルバンスキさんの来日には毎回行こう、 と思ってきたのでした。 そして今回は…

指揮:クシシュトフ・ウルバンスキ 東京交響楽団
ピアノ:児玉麻里さん

 モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
 ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 op.98


ニコ生で中継がされて いまも視聴できるのですよね。 私も明日以降 またおさらいをしてゆっくり視たいと思ってます。 感想はそのあとで、、 もし追加できれば、、 


ブラームスだけに関して言えば、 牧歌的な部分やゆったりとたゆとうような壮大さもあって、 かと思えばストラヴィンスキー? かと思うような煌びやかさも。。 ストラヴィンスキー得意なウルバンスキさんだからかなあ、、 なんてヘンなことを思ったり。。 ウルバンスキさんが前に振ったモルダウが頭をよぎったり。。 やはり予習で聴いていったブラ4番とは違う驚きがたくさんありました。





そしてなんて幸せなことかしら、、 また来週もコンサートホールへ行ける。 夢みたい。。 けど今度は夢じゃない。。

ウルバンスキ指揮の カルミナ・ブラーナ。 こちらのほうが大本命 待ち望んでいました。 どんなカルミナ・ブラーナになるのでしょう、、 想像もつかない。。

いろいろ予習もしましたけれど、 最近視聴したもので とても心に響いたのがこちら⤵  ジョージア(グルジア)のトビリシ交響楽団のもの。 指揮は ヴァフタン・カヒッゼさん(Vakhtang Kakhidze)
https://www.youtube.com/watch?v=fkeC_s70kuQ

カルミナ・ブラーナの歌のもととなったのが修道院で発見された古い詩で、 民衆の風俗 四季や恋や踊りや酒場や 男と乙女の愛の掛け合いの歌や、 そして運命の歯車に翻弄される命、、 そういう土着的な色合いを考えるとなんだかこのトビリシ交響楽団の合唱と演奏がとても私には新鮮でした。

もちろん ウルバンスキさんにこれと同様の解釈を、 なんてことはまったく思いませんけれど、、


ほんとうに来週も楽しみ!

運命の車輪はこの地上に怖ろしい病をもたらして私たちを二年近くも苦しめました。 その力には逆らえず さまざまな困難に耐えて不自由を強いられ我慢を重ねてきましたね。 そうしてようやく 夜があけるようにこの国に光がさしてきて(まだ世界では大変な状況がつづいてますが…) 

ひとびとが やっと集って歌を歌い、 多くの人があつまってその演奏を楽しむことができるようになった喜び。。

今年聴く カルミナ・ブラーナ、  とてもとても楽しみです。

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