星のひとかけ

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Like a Rolling Stone

2016-04-29 | MUSICにまつわるあれこれ


きょうは、、 言わずもがな、、の Mick Ronson の日。

こうやって ロンソンのアルバムを並べてみるのって 初めてですね。。 まだこれ以外にも 同じのものの別バージョンとかあって、、 結構なコレクション(笑)

 ***

今年は、、 不思議な年、ですね。

新年早々、 THE YELLOW MONKEY のとんでもないニュースが入ってきて、 どうかなりそうに緊張しながら8日の再集結の発表を待って、、  同じ日に Bowie の新譜、、 そして 2日後の訃報。。 放心状態でネットを見ているうちに、 Black Tie White Noise での Bowieと Ronsonの共演映像を見つけてびっくりして、、

またその翌日に、 オースティンのラジオで、 Charlie Sexton さんの Bowie 追悼ラジオを聴いて、、 そしたら チャーリーの口から 自分のデビューアルバムは Ronson がプロデュースしようとしていた、、って・・・。。 え?? 何それ?  今までそんな事聞いたことない・・・。 チャーリーが ロンソンやスージーの名前を出して思い出話するのを わけわからないまま聞いて、、。

3月のSXSWで、 チャーリーが Bowie Tribute をするのを見て、、

4月には、 日本に来た Bob Dylan and his band でチャーリーを見て、、 その最終公演の翌日の朝のきょう、、

こうして Mick Ronson の 「Heaven and Hull」で、 Bowieが歌う Dylan の 「Like A Rolling Stone」を聴いている。。。

そして 2週間後には、 Bowieと Ronsonの血を受けた 
THE YELLOW MONKEY が復活する。。

、、なにこれ・・・ ?  ヘンになりそうだよ・・・

 ***

だって、、 

74年からボウイも聴いて、 76年のローリングサンダーレビューツアーの 「Hard Rain」も大好きで、 でもロンソンの事は何も知らなくて、、 

大人になって THE YELLOW MONKEY を好きになった時には、 吉井さんが ボウイやミック・ロンソンを大好きでバンドをつくったとか 全然知らなかったし、、

Doyle Bramhall II を経由して Arc Angels を知った時には、 チャーリーがディランバンドのギタリストだったなんて、 それも知らなかったし、、

、、ただ 自分の耳だけでいろんな音楽を好きになっていっただけなのに、、 結局全部つながっちゃった。。 なんで・・・?

 ***

「Heaven and Hull」の中で ボウイが歌う 「Like A Rolling Stone」、、 
なぜこの曲なんだろう・・・ ってずっと不思議だった。。 ボウイがディランを好きなのは知ってるし、 ロノがボウイと離れてから ディランに誘われてローリングサンダーレビューツアーに参加したのも、 今では知ってる。 だけど、 ロンソンがもう亡くなる最期の作品とわかっていて、 なぜこの曲なんだろう・・・ って。

素直な気持ちで ボウイがこれを歌うのを受け止めることができないままで、、 でもここでのロンソンのギタープレイは大好きで、 キャーーン!ってピックスクラッチを聴くとわくわくする。 でも・・・

、、 今年、 ボウイの訃報の後、 
さっき書いたように Black Tie White Noise でふたりがスタジオで向かい合って、 Rock 'n' Roll Suicide のフレーズを奏でているのを見て、、(>>) 
それから、 「I know it's gonna happen someday」のミュージックビデオで、 Please wait, please wait って歌いながら、 ボウイがまるでお空のロンソンに別れを告げるかのように そっと手を振るのを見てたら、、 ボウイの事、、 許せない気持ちもまだどこかにあるんだけど、、 でも、 やっと少しボウイが許せた・・・

、、さっき、 「Like A Rolling Stone」を 「Heaven and Hull」に収録したいきさつについて、、 allmusic のサイトに少し載っているのを見つけました↓
http://www.allmusic.com/song/like-a-rolling-stone-mt0007016568

もとは、Black Tie White Noise のための録音だったみたい、だね。 ということは、 あの 「I know it's gonna happen someday」のスタジオ風景みたいに、 一緒にアレンジを考えたり、 録音したり、 していたのかなぁ、、、

、、 だから 何が どうなの? ってわけではなくて、、 ただ なんとなく あのスタジオ風景を見てから 少し気持ちが変わった。。 この ライカローリングストーンも、 違う気持ちで聴けるようになった。。

、、 そんなときに、、 チャーリーの話の中で ロンソンとチャーリーの繋がりを 知ることができたんです。。

 ***

チャーリー、、 日本を離れてしまうけれど、、 地元でオフ、、とか言っても、 チャーリーの場合は全然オフじゃないものね(笑) 、、 もう Antone's でゲストの名前が載ってたし、、

来月、 ディランのお誕生日をお祝いする ナッシュビルでのディランフェス、、 Charlie 出てくれないかなぁ・・・? Doyle も出てくれないかなぁ・・・

Dylan Fest Nashville
Celebrating Bob Dylan’s 75th Birthday May 23rd & 24th, 2016


、、もう3年前になるのね、 2013の Dylan Fest では、 ドイルが アイシャルビーリリーストを、 ものすごく素敵なアウトロ付きで演奏してくれたんだよね
doyle bramhall II covers i shall be released - dylan fest 2013 [live]

Charlie には、 Like A Rolling Stone を Bowie & Ronson バージョンで やって欲しいなぁ・・・  キャーーン! って pick slide 派手にしながら・・・ ムリかな・・・ ボブに怒られちゃう?


なんだかんだ 書きました。 すべては 運命のひとひねり、、 不思議なめぐりあわせ、、

、、 さっきからずっと ロンソンのアルバムがかたっぱしから流れてる・・・ いま How Much More Can I Take だ。。 

、、そして 大好きな Sweet Dreamer ・・・


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