prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「エリザベス」

2008年04月11日 | 映画

全編、洞窟の中で撮ったかのように暗い画面の連続。当時の王宮の中というのは実際ああいう具合だったのだろうが、残虐な場面も多いし、ちょっと息苦しい。ラストでまばゆいばかりの光を背負って王座に着くエリザベスの姿が、続編の「ゴールデン・エイジ」だと全編うって変わって華やかになるわけだろう。

今見ると、役者たちが出世した分、映画も格が上がって見える。
ダニエル・クレイグが出てくるのにびっくり。調べてみると、日本公開された劇場用映画だとこれが初出演作らしい。
(☆☆☆★)