夫と別れ、なおかつ中年と若い二人の男の間で揺れる女の話だけれど、メロドラマにしていないのはいいとして、女の側の揺れにか、男の側の当惑かのどちらにも絞りきれておらず、淡々としすぎていてややかったるい。
心象風景として綾野剛と一緒にいてふと気持ちが離れると、いつのまに小林薫が傍らに現れたり消えたりするのをデジタル処理絡みで見せるあたりは才気を見せる。
美術・撮影・照明のレベルはすこぶる高く、上下にも分かれる三叉路などのロケーションも魅力あり。
友禅の型紙を切ったりでんぷんの防染剤を塗る作業や、綾野剛に手を握られるあたり、満島ひかりの手首の細さが目立つ撮り方。狙っているのか。
(☆☆☆)
本ホームページ
公式サイト
夏の終り - シネマトゥデイ
夏の終り@ぴあ映画生活
心象風景として綾野剛と一緒にいてふと気持ちが離れると、いつのまに小林薫が傍らに現れたり消えたりするのをデジタル処理絡みで見せるあたりは才気を見せる。
美術・撮影・照明のレベルはすこぶる高く、上下にも分かれる三叉路などのロケーションも魅力あり。
友禅の型紙を切ったりでんぷんの防染剤を塗る作業や、綾野剛に手を握られるあたり、満島ひかりの手首の細さが目立つ撮り方。狙っているのか。
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