prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「コロンビアーナ」

2015年02月19日 | 映画
リュック・ベッソン製作・脚本で、また女性主演のアクションもの。監督はこの後も「48時間 リベンジ」「48時間 レクイエム」とベッソンと組んでいるオリヴィエ・メガトン。

冒頭の少女時代のヒロインが逃げるのをマフィアが追う、南米のスラムのごみごみした斜面にある街並みと子供なので狭いところを潜り抜けられるのを活かしたアクションシーンは快調、ただし結局ここが一番おもしろい。

ヒロインのゾーイ・サルダナの褐色の超スレンダーな肢体を活かしたアクションも悪くはないのだが、生きるために殺し屋としての訓練を受けて仕事をしているのはいいとして、本筋の筈の復讐譚は相手の居場所がわからないわけでもないのになんでまた先延ばししているのだろう、真っ先に殺しに行きそうなものだがと疑問を持たせてしまうのが困る。
刑事の追求も保護者との関係(レオンとマチルダにあたるわけだが)もいささか生ぬるい。
(☆☆☆)





2月18日(水)のつぶやき

2015年02月19日 | Weblog

【本棚登録】『映画『乱』製作秘話 黒澤明の弁護士』乗杉 純 booklog.jp/item/1/B00ANW5…


黒澤さんは「僕はとても撮りたいシャシンがあるんですよ」と言った。「でもそれを撮ったら僕は殺されるかもしれない。僕だけだったら構わないんだけれど、子供や孫が何をされるかわからないと思うととてもできないんだよなあ」と言って口をつぐんだ。


どういう脈絡でこの話が出たのか憶えていないが、あまりにも重い話だったので、誰も「そのシャシン」が何であるかについては聞かなかった。今の日本で殺されるようなタブーといったらひとつしかないと思うが、それなのだろうか。


黒澤さんはそれをどのように表現したかったのだろうか。黒澤さんについて書かれたものを読んでみても、この話に触れたものは今のところ見つかっていない。


テレビラジオで他局の社員は出演できないというのもおかしな話。出た例だってあるでしょ。 #ss954


残酷!光怪獣プリズ魔 #心に残るサブタイトル 相当に当惑しました。脚本・岸田森。