prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ジャッジ 裁かれる判事」

2015年02月09日 | 映画
判事である父親を仲違いしている息子が弁護するという図式に、父親と息子の複雑な感情のもつれを絡めたストーリーの基本が優れ、原作があるのかと思ったらオリジナル・ストーリーらしい。
ロバート・デュバルが20年以上勤続している法廷警備員の名前を忘れてしまうところから次第に体調の問題を明かしていくストーリテリングが巧妙。

ヴィンセント・ドノフリオ(「フルメタル・ジャケット」のいじめられ役や「LAW & ORDER クリミナル・インテント」)やジェレミー・ストロング(「リンカーン」や「ゼロ・ダーク・サーティ」)がロバート・ダウニーJrの兄弟、検事がビリー・ボブ・ソーントンなど、役者が揃ってみっちり芝居してキャラクターを書き込もうとしているので時間がやや長くなった感がある。

ただ、判決が今一つ釈然としない。終わった後にトイレで謀殺と故殺ってどう違うんだ、といった会話をしていたけれど、確かにわかりにくい。日本では殺人罪は一本だものね。故殺と過失致死とはだぶっているがまた違うものだし。

地味といえば地味な映画のはずだが、なんと満席。辛うじて一つだけ残った席に滑り込む。
スピルバーグ作品で有名なヤヌス・カミンスキーの撮影が目立たないが素晴らしく画面から目が離せない。
(☆☆☆★★)


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ジャッジ 裁かれる判事@ぴあ映画生活

映画『ジャッジ 裁かれる判事』 - シネマトゥデイ

2月8日(日)のつぶやき

2015年02月09日 | Weblog

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ニクラウス・エッシュバッハー - Niklaus Aeschbacher (指揮者) library-chiyoda.ml.naxos.jp/work/2476161