高地を奪い合っているワニ部隊と呼ばれる韓国の部隊が主になって描かれるわけだが、なぜワニ部隊と呼ばれるのかという由来を織り込んだ演説が熱い。韓国映画は演説シーンに光るものが結構多い。
一種ミステリ的な謎を少しづつ明かしていく趣向をいくつもより合わせているストーリー展開に優れ、その間にちょっとしたヒントでキャラクターを暗示し多面的に描いていて、北朝鮮側に2秒と呼ばれるスナイパーが登場して、その正体などアメリカ映画に前例はあるのだが、背景まで見える気がする描き方。
死屍累々という画は日本映画でも時々あるが、生々しさが全然違う。
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映画『高地戦』 - シネマトゥデイ