リー作品の常連であるドナルド・スポール扮するターナーは芸術家というより労働者階級のおっさんという印象で、それは実像と近いものではあるのだが、だからといってアカデミズムと対立したりといったドラマがそれほどくっきり描かれているわけではなく、「解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール号」を船に乗って見に行くといった名画の背景巡りといった趣向もあったりして、あまり定型的な伝記ものの域を出ない。
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映画『ターナー、光に愛を求めて』 - シネマトゥデイ