冒頭に脚本・製作のスティーブン・モファットが登場してベーカー街のセットを紹介したり、本筋が終わった後キャストのインタビューがついたりするのはいかにもテレビスペシャルという構成で、劇場で見るには座りが悪い。
セットの細部に仕掛けられたこまごまとしたイタズラが楽しくイギリスらしい味。
シリーズ1の映像がちょっと入ったりすると、キャストが少し若いのは当然として映像の質がやや下がる。その間機材が発達したのか、スクリーンで上映するのを想定していたのといなかったのと差か。
現代とヴィクトリア時代とをどう両方見せるのかどうつなぐのか、という工夫自体が見どころ。
テレビシリーズ見ていないと意味が通じないだろうけれど、それ以外の客が思いつきで来ることもないだろうから気にしていないみたい。
テレビでは吹き替えで見ているのだが、カンバーバッチの声は劇場では聞きなれているせいか違和感なし。
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「SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁」 公式ホームページ
SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁@ぴあ映画生活
映画『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』 - シネマトゥデイ