河瀬直美監督作とあって毎度のことながら面白おかしいっていう映画ではおよそない。
自然の撮影の美しさ、甚だ抽象性の高いテーマ、森山未來が踊ると森の木に火が噴き上がるいった大胆というかかなりぶっとんだ表現、ビジョンなる「薬草」がいかなるものなのか、本当の薬草なのかある種の概念なのか具体性が薄く、想像に任せる部分が多いとも勿体ぶっているとも言える表現、などなど。
ジュリエットビノシュは出演しているのは一つの売りではあるのだけれども自然の中の一部みたいな扱いなので演技がどうこういう感じではない。
正直いうと今回はどうもいかに何でもついていきにくかった。
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