「沈黙」や「ハクソー・リッジ」など、どちらかというとマジメすぎるくらい真面目な役をやってきたアンドリュー・ガーフィールドがややムリに明るく振舞う感じの役をやっているのは狙いだろう。
全身を覆う、つまりまったくどこにも行けない形式の人工呼吸器(「鉄の肺」と呼ばれていたと小学生の時に科学冊子か何かで見た)に入っているポリオ患者たちがずらりと並んでいる中に車椅子で入って行って異を唱えるシーンなど、障碍者に対する考えと社会の取り組みがどう変わったか端的に見せる。
「ロード・オブ・ザ・リング」「キング・コング」「猿の惑星」などでモーションキャプチャー俳優として活躍している(というかモーションキャプチャーで演技するのを俳優の技のうちとして確立した)アンドリュー・サーキスが初監督。
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