prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「マザー!」

2019年01月06日 | 映画
初めのうち、登場人物が四人しかいないし、家の中ばかりだし、ハビエル・バルデム、エド・ハリス、ミシェル・ファイファーといった知名度実力を兼ね備えた役者が揃っているしで、舞台劇みたいな調子でいくのかと思ったら中盤からの展開のあまりのとんでもなさに仰天する。

DVD特典のメイキングを見ると、舞台になる家は実際に劇中で存在しているのと同じような野山に実物大で作られたロケセットとスタジオに建てられたセットとを併用しているのがわかる。背景に実際の自然が写るリアリティと空間の広がりと豊かさと、後半特殊効果を多用するのとを両立される都合だろう。

何か、妊婦が子供を産むにあたってこの世界に人ひとり送り出していいのかどうか、世界の混乱と悪い予兆にひとりで対峙して色々思って抱く妄想を映像化している感あり。
ジェニファー・ローレンスの肉体的な存在感がぴったり。




1月5日(土)のつぶやき その2

2019年01月06日 | Weblog

1月5日(土)のつぶやき その1

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