同タイトルのデンマーク映画のハリウッド版リメイク。
最初から最後まで室内に閉じこもったオリジナルに対して、冒頭とラストに外景が入るが、それ以外の構成と展開はほぼ忠実。
変えているところは少ないのだが、ただその少ないところで決定的にハリウッド映画になる。
セットも大がかり モニターに火事が映っていたりするので、閉塞感はやや薄い。
極端なアップの連続で攻めるオリジナルに対して、やや引いたサイズが多い。
コロナ禍でアントワン・フークア 監督はリモートで演出したらしい。
ジェイク·ギレンホール主演となると、「ナイトクローラー」のエキセントリックな目付きが蘇り、閉じこもったまま街中をめぐっている感じになる。