
今日のフォト。
ストーリーも結末もわかっていながら、観る映画もある。













「君への誓い」を観てきました。
交通事故で最近4年分の記憶を失ってしまった妻・ペイジ(レイチェル・マクアダムス)と、
その4年の間に恋をして、結婚までした夫・レオ(チャニング・テイタム)の物語。
実話にもとづく映画です。

交通事故に遭い、九死に一生を得た妻は、目覚めた時には
夫のことを何も覚えていなかった。
2012年春クールのドラマ、TBSの「もう一度君に、プロポーズ」と重なる。

序盤、しばらくは2人の仲睦ましい夫婦のやり取りがあるかと思いきや
オープニングから、いきなり交通事故。

「カーセックスをすると、子供が授かりやすくなる」と
ペイジがシートベルトを外したしたところ、後ろからトラックが追突。
フロントガラスを突き破って飛び出るペイジの姿は
正にシートベルトをしないとこうなりますという見本で、空恐ろしかった。

事故の後、物語は、4年前の2人の馴れ初めから、幸せな結婚生活の回想。
お互いラブラブで、正に幸せの絶頂期。 だからこそ、事故の後の苦悩が際立つ。

事故後、彼女と疎遠になっていた、両親が現れて、実家で療養させたいと言い出す。

何とか自分と生活することにこぎつけたレオだったが
記憶のないペイジにとって、今のレオは全くの他人だった。

焦ってもどうにもならないことは、分かっていても、心をかきむしられる
そして更に、レオを苛立たせるような事態が起きる。

ペイジの元婚約者が現れる。
ペイジは元婚約者は、はっきりと覚えていて、彼に向ける視線に嫉妬するレオ。

ペイジの今の人生には、自分はいない。 レオの焦り。
そしてペイジは精神的疲労に、耐えられなくなった。

向き合っている方向が全然違うから、どうにもならないのですよね。
2人は、離婚することに・・・

実家で暮らしていたペイジは、自分の友人と父親が不倫をしていたことを知る。
そして彼女は、家を出てひとり暮らしを始める。

ある日、ペイジは、昔レオとお茶した店へと行く。
レオもまた、ペイジとお茶した店へと行き、そこで2人は出会う。
2人は、いつもいく店ではなく、新しい店へ行ってみようと提案して
腕を組んで、歩いてゆく。 ひとつの山を越えた2人であった。
エンドロールにも、注目していてください。 安心して、劇場を出られます。(笑)
予告編もご覧ください。